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【京都豆知識】知る人ぞ知る☆同一漢字で2つの読み方を持つ私鉄駅名「西院」

  • 2021.3.18
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汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は右京区西院にある駅名についての謎。同一漢字の駅名ながら、電鉄会社によってその読み方が違うという。

2つの読み方がある私鉄駅名『西院』

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右京区西院。ちょうど西大路四条交差点。通りでいう位置情報としては『西大路四条』ですが、地名としては『西院』。

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そして、その西院には私鉄駅が2つあります。

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こちらは阪急電車・京都線の西院駅。

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阪急の駅は地下にあります。こちらは西改札口へと続く入り口。

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そこから四条通を東へ進むと、阪急西院駅の南改札口へ続く入り口。で、ここまでくると中京区壬生エリアですが(笑)

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そして、その地上には京福電車、嵐電の西院駅があります。

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じつは嵐電西院駅のホームに立ったことがなかったんで、記念撮影(笑)運賃は電車内で降車時に支払うシステムなので、駅自体は無人駅。

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で、その嵐電の駅名『西院』ですが、読み方は『さい』。ここで、当然のように『さいいん』と思ってる方大半だと思いますが。

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再び、阪急電車と嵐電の駅名を見比べてみるわけですが。

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こちらはさっきの嵐電『西院駅』。ローマ字表記『Sai(さい)』になってます。

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そして、こちら阪急電車の『西院駅』。ローマ字表記『Saiin(さいいん)』になってます。

京福電鉄は明治43年3月に、阪急電鉄は新京阪鉄道として昭和3年11月に開通。

京福の駅名は当初「さいん」でしたが、1933年(昭和8年)頃に「さい」に変更。その後、京都府の告示により正式に「さいいん」が公称化されましたが、「さい」と「さいいん」のどちらでも通用しているのが現在の実情。

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それには地名『西院』の由来にも関係し、そのヒントとなるお寺、高山寺がこの近くにあります。

地名の由来には2つの説があります。
1つは、かつてこの場所に淳和天皇の離宮「淳和院」があり、この淳和院が御所の西にあったことから「西院(さいいん)」と呼ばれ、付近一帯の地名になった説。

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そして、もう一つ。
平安時代、この辺りには佐比大路(現在の佐井通(春日通))があり、それに沿って佐井川が流れていました。葬送地『賽(さい)の河原』として知られ、そこから『西院(さい)の河原』と呼ばれ、それが地名となった説。

そんな2つの地名の由来から、駅名も2つに。

関連記事になります。併せてご参照ください。

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個人的には言いやすさから『さいん』と呼んでいて、それで漢字変換できないので、正しいのは『さいいん』だな、と確認した次第(笑)

案外地元民でも知らない人多いと思われる、京都豆知識でした。

基本情報

名称:西院駅
場所:京都市中京区壬生仙念町

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