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糖質がやめられないのは「6つ目の味覚」のせいだった?

  • 2021.3.17
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炭水化物はおいしい。いつも糖質制限ダイエットに必死になったり、ワークアウト後にデンプン質の炭水化物を摂らないように気を使ったりするけれど、そのおいしさは否定できない。そしてそれは科学的証拠に基づいた事実だと判明した様子。今回はこの内容をイギリス版ウィメンズヘルスからご紹介。

これまで科学的(あと糖中毒の人も)には、人間の舌が感じ取れる味覚はデンプン質そのものの味ではなく、糖分子による甘味だと信じられてきた。だからお気に入りの炭水化物系スナックがとまらないのは、そこに多く含まれる糖と関連づけられてきたという。

けれども、最近発表された研究では、実験で被験者に甘味を感じる味蕾(みらい)の受容体をブロックして、炭水化物を食べてみてもらったところ、被験者は味を感じると報告したことが判明。「それはデンプン味だったということでした」と、研究をリードしてきたジュユン・リム氏は科学雑誌の『ニュー・サイエンティスト』に語っている。

「デンプン味は、アジア人にとっては白米のようで、白人にとってはパンやパスタのような味と表現されました。小麦粉を食べるような味です」

というわけで、炭水化物ラバーのみなさん! 炭水化物に手が伸びるのは、何もあなたの自制心がないわけでもなく、ランチタイムの後(ジムや朝食後もそう)にケーキに手を伸ばす悪魔の誘惑と戦うレベルの甘党のせいだけではないってわけ。

もし甘い物欲しさに、ビスケットやケーキではなく、ダークチョコをチョイスしたら、欲望に打ち勝った証拠!

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Marianna Manson Translation: Asami Akiyama

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