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1日の終わりに、疲れた顎を緩める方法。

  • 2021.3.17

1日の疲労とストレスが原因で、頬や下顎、顎の先が緊張することがある。運動療法士のフレデリック・ジェスタンがこれらをほぐすコツを紹介する。

ストレスを引き起こす疲れる仕事を終えた後に行う、顎をゆるめるための4つの方法。photo : iStock

超多忙な1日、心配なミーティング、テレワークの緊張感...。このような状況に対処しようと、知らずしらずに食いしばり、顎が引きつることがある。一見大したこのないように思えるこのメカニズムが、身体の不調をきたす原因となり、頭痛、首や背中の痛みを引き起こしているかもしれない。日常的に蓄積された圧迫感を開放するためにも、顎のストレッチは不可欠だ。

治療する前に予防を

歯を食いしばっていると感じたらすぐに、次の2つのことを行ってほしい。

「舌先を、前歯に触れさせずに後ろに持ってきてください」とフレデリック・ジェスタン。そうすると上顎と下顎が自然に開いてくる。また、できるだけ1日中、背筋を伸ばして過ごしてほしい。「よい姿勢を保つことで、顎がこわばらなくなります」と運動療法士のジェスタンは説明する。

セルフマッサージ

うなじや僧帽筋を含む頸椎の辺りを、指先で素早くマッサージする。次にこめかみを、さらに両耳をマッサージしていく。人差し指を使って耳の穴の軟骨の部分を上から下へ、下から上へと力強くこする。「耳と顎は、『側頭下顎関節』と呼ばれるものでつながっています。ですからこの部分をマッサージすれば、緊張をほぐす効果が得られます」とジェスタン。

次に指先を下顎から上顎に向かって動かしながら、頬と口の周りを温める。さらに5秒ごとに口を開けたり閉じたりする。

母音を繰り返し発音する

「うー、あー」と音節を、もしくは他の母音をゆっくりと発音する。このとき発声の仕方が大げさになったり、大きく膨れっ面をしてもよい。ジェスタンによると「このエクササイズの仕上げに、長めのあくびを繰り返しするのも顎がゆるむので効果的」とのこと。

温めたガーゼを当てる

フレデリック・ジェスタンは口まわりの血流を改善し筋肉をゆるめるために、頬に温めたガーゼを当てることを勧めている。

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