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『アバター』が全世界興行収入のトップに! 『アベンジャーズ/エンドゲーム』から奪還。

  • 2021.3.16
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『アバター』(2009)より。Photo_ 20thCentFox/Everett Collection/amanaimages
AVATAR, Sam Worthington, 2009.『アバター』(2009)より。Photo: 20thCentFox/Everett Collection/amanaimages

『アバター』(2009)が、世界興行収入1位だった『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の記録を塗り替え、トップに返り咲いた。ジェームズ・キャメロン監督による『アバター』は、中国で再公開されたことで人気が再燃し約890万ドル(約9億4000万円)の収入を得たことで、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の記録を塗り替えたと「デッドライン」が伝えている。

それまでは、2019年の公開後27億9700万ドル(約3000億円)の興行収入を得た『アバター』の間に782万ドル(約8億5000万円)の差があったが、今回中国での収入がそのギャップを埋めたという。ロバート・ダウニー・Jrクリス・エヴァンスクリス・ヘムズワースブリー・ラーソンらが出演した『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開される前には、『アバター』が、それまで1位だった『タイタニック』の記録を超え、10年以上トップの座に君臨していた。

キャメロン監督は最近、同作は10年以上前に公開されたにもかかわらず、現在でも通用する内容だと話していた。「気候変動、森林伐採など、自然と私達の関係は、これまでにないほど危機に直面しています。これらの面を題材にしている『アバター』は、タイムレスな映画でもあります。ストーリーが単純すぎるという批判もあったようですが、それほど単純ではありませんでした。普遍的だったのです。あらゆるところにいる誰もが理解し、感情的に繋がることのできるものでした」

一方、キャメロン監督は『アバター』続編に着手しており、昨年パンデミックの影響で一時中断した撮影をニュージーランドで再開、来年12月の公開を目指しているという。

Text: Bangshowbiz

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