強い心が欲しいと思うのは、みんな同じなのではないでしょうか。強い心を得るためには、自分の心がどうして弱いのかを知る必要があるでしょう。あなたは自分の心が弱い理由を知っていますか?あなたの“心が弱い理由”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.ベル
2.百合の花
3.哺乳瓶の口
4.照明カバー
1.ベルに見えた人は「自分の弱さを認められないから」
図形がベルに見えた人は、自分の弱さを認められないから心が弱いのかもしれません。自分の心は強いと思い込もうとしていませんか?どんな時でも「大丈夫」と言い聞かせて、周りに弱音を吐かないよう虚勢を張っているのではないでしょうか。
このタイプの人は、しっかり者で周りを率いるような立ち位置になることが多い傾向にありそうです。頼りにされることも多く、何かというと中心人物として活躍しているような人でしょう。ただ、そのせいで、あなた自身も自分に弱い気持ちがあることを認められなくなってしまっていそうです。
自分に弱いところがあることやダメなところがあることを見ないようにしている事で、一見強いけど実は脆い心を作り上げてしまっているようです。まずは自分にも弱くダメなところがあることを認めてあげることで、本当に強い心を持つことが出来るようになるのではないでしょうか。
2.百合の花に見えた人は「人の評価を気にしすぎるから」
図形が百合の花に見えた人は、人の評価を気にしすぎるから心が弱いのかもしれません。自分の意思を通そうと思っても、どうしても周りの人がそれをどう評価するのかが気になってしまうのではないでしょうか。
このタイプの人は、自分への自信が揺らぎやすいところがありそうです。自分ではこれでいいと決意を固めていても、周りの反応で気持ちが大きく揺らいでしまうでしょう。揺らぐと、どうしても人の評価に合わせた形に自分を変えてしまうところがありそうです。
人の評価に合わせて、周りが納得してくれれば安心するのかもしれません。けれども、あなた自身の意思は無下にされてしまうことが多いでしょう。人の評価よりも、まずはあなたの意思を尊重してあげないと、あなた自身が可哀想です。勇気を出して人より自分の意思を尊重してみましょう。
3.哺乳瓶の口に見えた人は「自分に甘いから」
図形が哺乳瓶の口に見えた人は、自分に甘いから心が弱いのかもしれません。すぐに人に頼ろうとしていませんか?ちょっとした決断も「決めて」と他の人に委ねたりしているのではないでしょうか。何かにつけて人に寄りかかろうとする気持ちがありそうです。
このタイプの人は、甘え上手なところがありそうです。周りに甘えて色々やってもらうことで、自分に降りかかる責任を軽くしようとしているところがあるでしょう。周りもついついあなたに手を貸しているのではないでしょうか。
人に甘えるのは楽ですし、人に頼ることが出来るのは人生をうまく乗り切っていくための武器になるでしょう。ただ、あまり自分を甘やかしすぎると、頼る人がいなくなったときに一緒に崩れてしまう可能性が高まります。意識的に自分に厳しくすることで、心の強さも手に入れることができそうです。
4.照明カバーに見えた人は「自己犠牲的だから」
図形が照明カバーに見えた人は、自己犠牲的だから心が弱いのかもしれません。人のことばかりをやって、自分のことはどんどん後回しにしていることが多いのではないでしょうか。そうやって人のことに集中することで、自分の問題からは逃げているのかもしれません。
このタイプの人は、面倒見がよく世話好きなところがあるでしょう。また人のために動ける自分を誇りに思っているところもありそうです。自分を犠牲にしてまで周りの人のために動けることは素晴らしいことかもしれません。
ただ、それが過剰になってしまうと、自分自身のことには見向きもしなくなってしまうでしょう。自分の心の問題を後回しにしているうちに手をつけられないような大きな問題になってしまうかもしれません。たまには人ではなく自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース編集部