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「何その言い方!」息子の言葉に衝撃を受けるも、それは私のまねだった…

  • 2021.3.12
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現在長男は6歳、次男は2歳です。2人ともよく話すタイプで、常に騒がしいわが家なのですが、長男が次男にすごく冷たい言葉を投げかけたのを聞いて、私はびっくり。しかし、その原因は何と私だったのです! 私自身の考え方を改めるきっかけになった体験談です。

衝撃的な言葉を発した長男

次男は長男と一緒に遊ぶことが大好きで、よく「にいに、お絵描きしよう」などと長男に声を掛けています。一方で長男はマイペース。ひとりで工作をしたり、本を読んだりすることが多く、長男のタイミングが合わないと2人で遊ぶことはなかなかありません。

あるとき、次男がいつものように「にいに、折り紙しよう」と誘ったのですが、長男は「今、本読んでるんだけど。見てわかんないの?」と冷たくあしらったのです。要求が通らなかったからか、言い方が怖かったのか、次男は泣いてしまいました。

私の言い方そのままじゃん…

私は「なんて冷たい言い方!」と衝撃を受けると同時に、先日私自身が長男に向けた言葉とほぼ同じことに気が付きました。数日前に長男に「絵本を読んで」と言われた私。ちょうど仕事から帰ったばかりで、夕飯の準備など慌ただしい時間でした。次男もおなかが空いてぐずっていたので、私もイライラ。

私は長男に向かって「今、夕飯作ってるのに、見てわかんないの?」と言ってしまったのです。言った直後に「もっと違う言い方をすればよかった」と思い、「ごはんできたら読むから待ってね」と言い直しましたが、長男は不服そうに自分で本を読んでいました。

自分の話し方を見直す

私の口調を長男がまねしてしまうことはそれまでにもよくありましたが、悪い意味の言葉は今回が初めてだったので、自分の言葉づかいを改めなければと強く思いました。私のせいで次男は大好きな長男から冷たい言葉を掛けられ、悲しかったと思います。

長男は保育園に通っていますが、5歳児クラスになったころから、荒っぽい言葉を覚えてくるように。長男が「うるせえ」「ちげえよ」と言っているのを聞いて、私はショックを受けたことがあります。言葉を覚える時期には、周囲の影響は甚大。まずは私が変わらなければいけないと痛感しました。

今は子どもたちに使ってほしくない言葉は使わず、きれいな日本語を使うよう努力しています。しかし時には感情的になって、不適切な口調になってしまうことも。そのときはすぐに謝り、今の言葉は使ってはいけない言葉だったと伝えるようにしています。

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監修/助産師REIKO


著者:土田えり子

2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。

ベビーカレンダー編集部/キッズライフ取材班

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