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髪のうねり、広がり…もう悩まない!美容師に聞いた「湿気に負けない髪」をつくる5つのテク

  • 2015.6.12
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梅雨から夏にかけての悩みといえばズバリ、髪が広がる、うねる、ヘアスタイルが決まらない!

多くの人が悩んでいると思いますが、実は縮毛矯正など特別なことをせずとも、おウチでのちょっとしたケアで悩みを激減させることができます。

そこで今回は、美容師の筆者がするとしないでは雲泥の差がでる“梅雨時期のホームケア”についてご紹介します。

 

■なぜ雨の日に髪が広がるの?

雨の日に髪が広がるのは、‘‘湿気で髪の毛の水分量が多くなってしまう’’のが原因です。髪の毛の中に水分が入り髪の一部が膨張してしまうため髪のうねりを招いてしまいます。

さらに、日本人の70%はくせ毛。すごくダメージがあるわけでもないのに、梅雨の時期は広がりやすくなってしまう原因の一つと言われています。

 

■ダメージヘアはさらに危険!

ダメージヘアは健康的な髪に比べ水分を吸収しやすくなっていますのでさらに広がりやすく、うねりやすい土壌が揃っていることに!

髪をなるべく傷ませないように普段のヘアケアも重要になってきます。

 

■梅雨時期だって「うねらせない!」5つのケア

(1)洗い流さないトリートメントを「オイル系」に

よく耳にする“洗い流さないトリートメント”。広がりを抑え、サラサラにしてくれるものですが、梅雨時期は“オイル系”に変えてみるのもひとつの手。

オイル系のトリートメントは不必要に髪に水分が浸透することを防いでくれる働きがあります。

 

(2)シャンプーを毛先までしっかり泡立て、トリートメントをしっかりと流す

基本ですがとても大切なことです。根元はしっかり泡立っているのに毛先が泡立っていなく、結果的に毛先の汚れが落ちきらずダメージに繋がってしまいがちです。毛先までをしっかり泡立てましょう。また、泡立ちにくい方は2度洗いがオススメです。

また、トリートメントはたくさんつけても、髪の中に浸透してくれる量は変わりません。無理に残す必要はないですし、残ってしまった不必要なトリートメントは広がりの原因にもなりますのでしっかり洗い流しましょう。

 

(3)根元からしっかり乾かし「冷風」で仕上げる

髪の根元や中側が濡れていると、キレイな髪を維持できません。また、根元をしっかり乾かしてあげると、中間~毛先のうねりも収まりやすくなってくれます。

また、しっかり乾かしたあとに、ドライヤーの冷風をかけてあげ、こもった熱を冷まし髪の毛のキューティクルを引き締めてあげるのも効果的です。

 

(4)粗いクシでブラッシングをしてあげましょう

ブラッシングには髪の毛や頭皮に含まれる水分や油分を髪全体に広げてくれる効果があります。根元から毛先に向かってブラッシングしてあげることで髪全体を艶やかでうるおいのある髪に仕上げてくれます。

ブラシは目の細かいのですと引っ張る力が強くなり髪の毛が痛みやすくなってしまう可能性があるので、なるべく目の粗いものを選びましょう。

(5)ヘアスプレーで髪の毛をコーティング

外出になるとどうしても湿気の影響を受けやすくなります。そこで外出前に軽めのスプレーを髪全体に軽くスプレーしましょう。スプレーすることで髪の内部に水分が入るのを阻止してくれ、広がりをカバーしてくれます。

 

いかがでしたか? 意外と試していないケアがあったのではないでしょうか。髪を根本から変えるにはある程度時間がかかりますが、オイル系トリートメントやスプレーなどのアイテムをうまく使いながら、梅雨時期もハッピーに過ごしたいですね。

 

【著者略歴】

※ 小泉順一朗・・・美容師。都内美容室勤務を経験後、22歳で40年の歴史を持つ美容室を引き継ぎ『Total beauty kawada 川田美容室』を設立。数々のコンテストで県優勝、全日本選手権では入賞経験をもち、現在も全国を飛び回り日々レベルアップに務めている。お 客様が美容室・ヘアスタイルが楽しくなるサロン作りをコンセプトとしており、ブログ・LINEなどでも日々のケアなどを発信、アフターフォーローにも務め ている。

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