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築50年超の物件で和室と洋室を巧みにミックス。1DK29㎡、一人暮らしのインテリア

  • 2021.3.9
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和と洋の2つ部屋を1つの空間として広々活用。

ミュージシャンとして活動されるリュウさんのお部屋はフローリングと畳で構成されたお住まい。築50年を超える物件のフローリング部分は音楽活動を行うためのワークスペースとして、和室は寝室、収納を主に使い分けがされていました。ただ空間としては広々使えるように1部屋としての意識を大切にされているそう。

「以前住んでいたお部屋が1Kということもあり、広い住まいだと良いなと考えていました。和室があるのは少し悩みましたが、家を決める時にはインテリアが好きだったので自分で色々やればいいかと思い決めましたね。住み始めにまず、間の襖を外すことでより広さを実感出来るようにしました。」

畳とフローリング、全く異なる部屋が違和感少なく見えるのは、インテリアやアイテムの色合いに工夫があるそう。

「引っ越した当初は、以前の住まいで使っていた白やガラスを中心としたインテリアやアイテムが多かったんです。ただそれだと和室とはどうしても合わないので色合いをブラウン系で落ち着かせ、ダイニングの色合いも統一することで1つの空間にすることを意識しました。」

入り口から奥の和室まで高い家具を置かず、高い位置には余白を作ることで圧迫感のない、広々とした空間に。

「和室は寝室としても使っているので、より高いものが少ないようになっています。以前はワークスペースとして活用したこともありましたが、今は和室で作業することはほぼないですね。」

一方で、フローリングのスペースは音楽活動から、趣味の映画鑑賞まで。メインで使われる当然こだわりのワークスペース。

「オーディオ系の雑誌でインテリアコーディネートして頂いた際に窪川勝哉さんにお部屋を弄って頂いたことがあって。それ以来、窪川さんの空間を参考にしています。」

「最近も窪川邸が雑誌に載っていることがあり、リビングでブルーのカーペットを敷いているのを見ました。そこから直接影響を受けて、ワークスペースはブルーのカーペットを敷いています。落ち着いたブルーが見つけられず、時間がかかりましたがWEBで見つけた現在使用しているものはネイビーに近いブルーが気に入っていますね。」

理想のレトロな空間作り。

2つのお部屋が馴染むのには、色合いだけでなく和室の和の色を強くしすぎないことにこだわりがあるそう。

「自分の好きなものを突き詰めるとレトロなものが好きだったんです。そのため以前は和室の照明も和紙を使ったものにしていたのですが和が強すぎる状態にならないようにペンダントライトに変えました。シェードの部分も柔らかく照らされるので良いですね。デザインのリングも気に入ってます。」

コロナ禍と楽器の室内保管の兼ね合いで買われたと話すレトロな湿度計。

「加湿器を買ったタイミングで買いました。見た目も良いですし一点ものではないので買いやすさも魅力だと思います。」

古道具も上手く活用されていました。小さな引き出し収納が特徴的なこちらには、

DIYの際に使用する小物やパーツが収納。

住まい全体としては落ち着かれてきたと話すリュウさんですが、和室はまだやりたいことがあるそう。

「今は布団を敷いていますが、ベットに変えようかと考えています。畳の上にベットを置く予定ですが、合わせて本棚など隣り合うインテリアも変えていくかもしれませんね。」

リュウさんのお住まいにはアートも所々に散りばめられていました。

「数年前に行ったフランシス・ベーコンの展示で作品がとにかく気に入って、その後、少しずつ買い足しています。」

落ち着いたトーンのお住まいに、印象的なタッチの絵画が良いアクセントになっていそうです。 リュウさん自身の好きを突き詰めて空間を作っているからこそ、全体のバランスを損なわず好きなお部屋が作れているのだと感じました。

生活スタイルに合わせた模様替えで居心地の良い空間に。。

現在のお部屋は、空間毎によって使い分けが明確にされていますが、部屋の使い方にはその時々に合わせて変遷あり。今はお気に入りのスペースだというカフェ風のダイニングスペースも以前は全くことなるスペースだったそう。 「昔はこのスペースにテレビを置いたり、映画が好きでよく見るのでプロジェクターの投影先にして使っていたりしました。現在ではワークスペースのディスプレイで見るようになり、食事や読書などを行うスペースになりましたね。」

使い方としては対照的なデスクスペース。こちらもこだわって作られたお気に入りのポイントがあるそう。

「見た目と使い勝手が両立するようにこだわりました。MIDIキーボード用の引き出しも自作しました。」

ワンプッシュで飛び出す引き出しは色合いもデスクと合っていて、最初からあったのではと思うようなひと工夫。

デスク横には、お気に入りのアイテムだと離される映写機の雑貨がありました。

「映画が好きなのでそれに関するオブジェを探していた時に見つけたものです。ブリキですが作りがなかなか精巧で見栄えも良いのでかなり気に入ってます。」

居心地の良さには、物が散らかっていないことも繋がっているのかも。楽譜等、多くなってしまいがちな紙類はどうやって整理されているのでしょうか。

「これまでは、ファイルBOXで整理していましたが、昨年の春頃にipadに全てデータとして取り込みました。かなり時間がかかりましたが、かなりの量が減りましたね。物を少なくすると部屋もそうですが、頭の中もスッキリする気がします。」

今のお部屋のレイアウトは生活に合わせて落ち着いてきたと話すリュウさん。 「平家で今のレトロな空間をより広げて住んでみたいという気持ちもありますが、今の住まいも長く、愛着も湧いてるので、この住まいを磨いていく暮らしになると思います。」

テイストの異なる和と洋の空間をご自身の仕事ともミックスされながら、スッキリとしたお部屋に帰られているリュウさん。また次のライフスタイルの変化の中で住まいもどう変わっていくのかとても楽しみです。

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