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これも遺伝子レベルで決まるの!? 新婚生活の満足度と遺伝子の関係を調べた結果は…?海外研究の報告

  • 2021.3.9
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花嫁

新婚のときの満足度はどれくらい?

結婚したカップル

結婚生活は、最初は満足度が高く、その後徐々に低下していくというのが一定のパターン。それでも結婚が長く続く人もいれば、結婚早々別れてしまうカップルも。人によって新婚の満足度を保っておくのが難しい人がいるのかもしれません。その要因はさまざまですが、遺伝的な理由があるとしたら、問題に対処したり、さらにはカウンセリングを受けたりするときに参考になるのかもしれません。

米国アーカンソー大学の研究グループは、新婚時代の満足度と、遺伝的な要因がどのように関係するのかを分析しました。対象としたのは、142人の男女、71組。新郎新婦のDNAを、新婚3か月目に収集して分析しました。3年間、4か月ごとに調査を行い、遺伝的な特徴と満足度の間に関係があるのかを調べたのです。

ある遺伝子が関係していた

遺伝子

こうして判明したのは、ある種の遺伝子の特徴が新婚の満足度と関係しているという結果です。「CD38」という遺伝子の一部が人によって違いがあり、その違いと新婚のときの満足度が関連していたのです。具体的には、遺伝子を構成するDNAは、ATCGという暗号が連なったものになりますが、ある場所の配列がCCとなっている人と、ACまたはAAと並んでいる人がいて、CCの人のほうが満足度は高いという結果でした。

このCCの人では、パートナーへの感謝の気持ちが強く、信頼度が高く、寛容であるという特徴が表れていたのです。そのために結婚生活に満足する人が目立つと研究グループは説明しています。ただし、CCではない人が、人間関係が円滑にいかないという意味にはらないとも指摘しています。こうした研究が増えてくると、結婚生活での問題を解決するときに役立つようになることもあるかもしれません。

<参考文献>

Study Suggests Link Between DNA and Marriage Satisfaction in Newlyweds
https://news.uark.edu/articles/55988/study-suggests-link-between-dna-and-marriage-satisfaction-in-newlyweds

Makhanova A, McNulty JK, Eckel LA, Nikonova L, Bartz JA, Hammock EAD. CD38 is associated with bonding-relevant cognitions and relationship satisfaction over the first 3 years of marriage. Sci Rep. 2021 Feb 3;11(1):2965. doi: 10.1038/s41598-021-82307-z. PMID: 33536489; PMCID: PMC7859203.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33536489/
https://www.nature.com/articles/s41598-021-82307-z

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