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【毎日おやつ】ユーモラスなひょっとこが笑顔を誘う「どじょう掬いまんじゅう」/島根県

  • 2021.3.7

全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は島根県の「どじょう掬いまんじゅう」をご紹介します。

【毎日おやつ】ユーモラスなひょっとこが笑顔を誘う「どじょう掬いまんじゅう」/島根県
【毎日おやつ】ユーモラスなひょっとこが笑顔を誘う「どじょう掬いまんじゅう」/島根県
心和む、ほっかむりの個包装「どじょう掬いまんじゅう」
【毎日おやつ】ユーモラスなひょっとこが笑顔を誘う「どじょう掬いまんじゅう」/島根県
温かみのあるタッチのイラストのほっかむりは、個包装と同じ青い水玉模様

箱を開けると、ずらっと並んだひょっとこに思わす笑みがこぼれる「どじょう掬いまんじゅう」。しっとりした白あんをほろほろ食感の薄めの生地で包んだ、お茶にもコーヒーにもよく合う、あっさりした甘さの饅頭です。

山陰みやげとして定番の「どじょう掬いまんじゅう」ですが、販売を開始したのはなんと1967年。そのユーモラスな形と優しい甘さで、50年以上を超えて現在でも愛されています。

江戸時代創業の老舗が地元の芸能をモチーフに開発
【毎日おやつ】ユーモラスなひょっとこが笑顔を誘う「どじょう掬いまんじゅう」/島根県
山陰の生産者の方と協力して抹茶餡や栗を使ったこし餡などのフレーバーも展開している

饅頭のひょっとこは、山陰地方に伝わる「どじょう掬い踊り」の演者と、豆絞りと呼ばれる水玉模様の手ぬぐいがモチーフ。

「どじょう掬い踊り」は、島根県を代表する郷土民謡「安来節」の演目。鼓と三味線のリズムに合わせ、どじょうを捕る姿をコミカルに表現した「男踊り」と、舞踊としてしなやかに表現した「女踊り」があり、「安来節演芸館」などで観ることができますよ。

地元の伝統芸能をおいしくユニークに国内外に伝える「どじょう掬いまんじゅう」。にこやかな大使のようなお菓子です。

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