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その摂り方、かえって逆効果!肌荒れ、パサパサ髪の原因にもなる「亜鉛不足」NG摂取法3つ

  • 2015.6.12
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大人女子の肌悩み、ツヤのない髪など様々な悩みの原因に、もしかしたら“亜鉛不足”があるかもしれません。

亜鉛不足というと、味覚障害の原因として良く言われますが、実は亜鉛って、ちゃんとした食生活をしている人ほど不足しがちな場合があるんです。

そこで今回は、意外と知られていないキレイになるための“亜鉛の摂り方のコツ”をご紹介します。

 

意外と知らない!亜鉛の働き3つ

亜鉛はミネラルの中でも300種類以上の酵素の活性化に関与しているもっとも多彩な働きをするミネラルの一つです。

(1)美肌・美髪の素!

亜鉛の働きでまず挙げられるのは“タンパク質の合成には欠かせない”ミネラルであること。肌をはじめ骨や筋肉、内臓などの組織は絶えず新陳代謝をして新しいものと入れ替えられていますが、この際、タンパク質で出来ている古い組織をアミノ酸に分解する時も、アミノ酸から新しいタンパク質を合成する時にも亜鉛の働きが必要となってきます。

(2)コラーゲンの合成にもマスト

美肌のために女性が少しでも多く保持したい“コラーゲン”の合成にも亜鉛は欠かせません!

(3)活性酸素のお掃除

また老化の原因と言われている活性酸素をコントロールするSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)などの酵素が働くにはセレン・マンガン・銅とともに亜鉛が必要です。

さらに亜鉛は性ホルモンや甲状腺ホルモン、インスリンの合成にもかかわっているだけでなく、免疫の要であるNK細胞やT細胞の活性化にもかかわっています。

 

こんな症状があったら危険!亜鉛不足のサインって?

亜鉛が不足すると吹き出物が出たり、出来た吹き出物がなかなか治らなかったり、髪もパサパサし始めます。

そして爪がもろくなったり、爪に白い斑点が出はじめたら亜鉛不足のシグナルです。

ひどくなると味覚障害、脱毛、食欲低下、生理不順、免疫力の低下から風邪やインフルエンザにかかりやすくなるといった諸症状が現れます。

さらにひどくなると気分障害や糖尿病のリスクまで高くなってしまいます。

 

ビタミンの摂り過ぎ、食物繊維もNG!? 亜鉛が「不足しやすい人」の特徴6つ

(1)お酒やたばこが多い

(2)ストレスが多い

(3)ビタミンB6を摂りすぎている

意外なところで、ビタミンB群の摂り過ぎも亜鉛が不足する原因に。ビタミンB6は亜鉛が正常に機能するには欠かせないものですが、サプリメントなどでビタミンB6を多量に摂っている人は亜鉛の消費が促進され過ぎることもあり、不足しがちになってしまうのです。

(4)ハードな運動をしている

また激しい運動をする人も亜鉛の消費が多く、不足状態に陥りやすいとされています。

(5)鉄分や銅、カルシウムの摂り過ぎ

栄養豊富だからと食べているものがかえって亜鉛吸収を阻害するケースがありますのでご注意を。

(6)大豆製品や食物繊維の摂り過ぎ

これもまた意外と知られていませんが、、排せつが促されてしまうのでご注意を。

 

健康やキレイのためにやっていることがかえって亜鉛不足を招いてしまっているということもあります。適量を見極める知識をつければ体調もキレイもグッと底上げされるかもしれませんよ。

 (トータルヘルスナビゲーター:SAYURI)

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