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三村朱里、初舞台に手応え「毎日挑戦になるのはやりがい」

  • 2021.3.2
三村朱里さん
三村朱里さん

舞台「僕の名前はズッキーニ」に出演する女優の三村朱里さん。同作は、ズッキーニ(辰巳雄大さん)は母親を事故で亡くし、養護施設「みんなのいえ」に連れて行かれますが、個性豊かなクラスメートと出会い、だんだん打ち解けていく…同名小説の舞台化です。三村さんはベアトリス役を演じます。

オトナンサー編集部では、三村さんに単独インタビューを実施。稽古の感想や舞台への意気込みなどを聞きました。

肌で感じる撮影と舞台の違い

Q.映画版はご覧になりましたか。

三村さん(以下敬称略)「クレイアニメなのに、子どもたちの繊細な表情も表現されていて面白いと思いました」

Q.稽古は順調ですか。

三村「初めての舞台で稽古も初めてです。練習すればするほど分からなくなることもありましたが、周りの人に教えてもらったり、自分で内容をかみ砕いたりして理解していきました。コロナなので、稽古中もマスクをしているんですよ。表情が見えないので大変です」

Q.撮影と舞台では表現も変わりますか。

三村「舞台は毎回違います。お客さんの反応で変わることがありますし、演者さんのテンポで雰囲気も変わります。毎日挑戦になるのはやりがいもあるし、稽古をしてみて、次はこういうアプローチにしようと試せるのが楽しいです」

Q.デビューのきっかけを教えてください。

三村「スカウトです。最初はうそだと思いました(笑)信じられませんでした。事務所で話すことになり、行ってみると、事務所の方がとてもいい方だったのでイメージが変わりました。小学校でもスカウトをされたことはあるのですが、母に『絶対うそだよ』と言われ、無視したこともあります(笑)」

Q.仕事で進みたい方向性はありますか。

三村「役者さんになりたいですが、求められることがあって、それが違う方向だとしても挑戦する柔軟性は持っていたいです」

Q.今後、挑戦してみたい仕事を教えてください。

三村「経験はまだまだ少ないのですが、演じたことがない役柄を演じてみたいですし、いろいろなことをしてみたいです。舞台もいろいろな舞台がありますし、映画もいろいろな作品があるので、ジャンル問わず挑戦したいです」

Q.自粛期間中はどのように過ごされていましたか。

三村「時間のかかる料理を作ったり、Netflixのドラマを見たりしていました」

Q.舞台への意気込みをお願いします。

三村「初舞台なので、とにかく、役と向き合って演じたいと思っています。私が出ているからではなく、ほかのキャストさんがすてきなのでぜひ見てほしいと思います。周りの方にたくさん助けていただいたので、いい作品になるよう、恩返しができるようにと思っています。劇場に行くハードルは高いですが、見に行く候補にしていただけるとありがたいです」

舞台「僕の名前はズッキーニ」はよみうり大手町ホールで公演中。

オトナンサー編集部

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