優雅な和柄を彩る。おとなの塗り絵新シリーズ「京のみやびな文様編」発売

気軽にアートを楽しめるおとなの塗り絵。絵を描くのが苦手な人でも、オンリーワンの作品を作ることができるのが魅力的だ。最近では、単に塗るだけではなくモチーフに対する知識を得ることができる塗り絵も登場している。

2021年2月24日『おとなのアート塗り絵5 うつくしい伝統の和柄 京のみやびな文様編』（エムディエヌコーポレーション）が発売された。人気シリーズの第5弾で、今回は京友禅の伝統文様がモチーフになっている。

以下に、そのみやびな図案を一部紹介しよう。（画像提供：エムディエヌコーポレーション）

本作では、京友禅作家が手がけた「御所解模様」「扇」「宝尽くし」「貝合わせ」「毬」など、雅やかな伝統和柄を19点収録。お手本を見ながら彩色できる。もちろん、自分の好きな色に塗るのもOKだ。便利なキリトリ線つきなので、完成した作品は額などに入れて飾るのも良さそう。

さらに、それぞれの和柄に関する解説もついているので、塗り絵をしながら教養を高めることもできる。ちょっと上質な趣味を持ちたい方にオススメだ。

掲載作品一覧は以下の通り。

01 貝合わせ／02 孔雀／03 鞠／04 扇／05 桜とうさぎ／06 御所解／07 花の丸／08 辻が花／09 蓮／10 鷹／11 薔薇／12 扇面／13 宝尽くし／14 慶長・天井絵／15 百花・菊疋田／16 華紋・正倉院／17 椿・市松模様／18 蓮に雀／19 梅に鶯/朝顔に金魚

最近は、なかなか美術館に足を運ぶことも難しい。塗り絵を通して気軽にアートに触れてみてはいかが。