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コンビニの“人気サラダチキン”食べくらべ3選!こんなに違った「味・肉質・コスパ」

  • 2021.3.22

今やコンビニの定番食品となった「サラダチキン」。そのまま食べてもよし、サラダのトッピングやサンドイッチの具材などにも大活躍してくれるため、冷蔵庫にストックされている方も多いと思います。

しかしながら、一口にサラダチキンと言っても、実は各メーカーによって違いがあることはご存知でしょうか? 本記事では、今までに数多くのコンビニ商品を食べまくり、記事を制作してきたライターが、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのサラダチキンを実際に食べて、栄養成分や味、食感などを解説していきます!

今回実食するサラダチキンはこちら!

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今回実食するサラダチキンはこちらの3種類。ハーブやレモンなどフレーバーがついたものもありますが、今回は最もオーソドックスなプレーンをチョイスしました。

1.セブンの「糖質0gサラダチキン プレーン 110g」

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最初に取り上げるのはセブンの「糖質0gサラダチキン プレーン 110g」(税込213円)。1gあたりの値段は約1.9円です。

(※計算方法:税込価格を重量(110g)で割り、小数点第2位以下を四捨五入しました)

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栄養成分表示はこちら。100gあたり、エネルギー114kcal、たんぱく質24.1g、脂質1.2〜2.5g、炭水化物0g(糖質0g/食物繊維0g)、食塩相当量1.1gです。商品名からも分かるように、セブンのサラダチキンはコンビニ大手3社で唯一、糖質0gとなっています。

平べったい形状

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セブンのサラダチキンは平べったい形状で、ファミマ、ローソンに比べると、少しだけ色が濃いように見えます。

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裏返してみるとこんな感じ。等間隔に切り込みが入れられていました。

ほろほろとした食感で少しだけ塩味強め

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断面図はこちら。実際に食べてみたところ、ちょっとした差ではあるものの、ファミマ、ローソンに比べてほんの少し調味料の旨味が強く、クセのないさっぱりとした味わいに仕上がっています。食感は、噛むとほろほろとほどけていくような感じでした。

《まとめ》

味の濃さ:さっぱり系

肉質:ほろほろ系

コスパ:1gあたり約1.9円

2.ファミマの「淡路島藻塩の国産鶏サラダチキン」

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次に取り上げるのはファミマの「淡路島藻塩の国産鶏サラダチキン」(税込258円)。セブンと同じく110g入りなので、1gあたりの値段は約2.3円です。

(※計算方法:税込価格を重量(110g)で割り、小数点第2位以下を四捨五入しました)

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栄養成分表示はこちら。100gあたり、エネルギー111kcal、たんぱく質23.0g、脂質2.0g、炭水化物0.4g(糖質0.2g/食物繊維0.2g)、食塩相当量1.2gです。突出して目立つ項目はなく、全体的にセブンとローソンの中間の数値となっています。

ゴロッとした形状

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ファミマのサラダチキンは、ご覧の通りセブンとは打って変わってゴロッとこぶしのような形状をしています。

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裏面も大きく異なり、肉をぎゅ〜っと固めたようなビジュアルをしています。

ザクッと固めで鶏の旨みを感じる

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断面図はこちら。実際に食べてみて、最も特徴的に感じたのはその食感。ザクッと歯ごたえがありますが、噛むとほろっとほどける感じでパサつきは全くありません。セブン、ローソンに比べると、味はやや鶏の旨みやクセを強く感じました。

《まとめ》

味:鶏肉の主張が強い

肉質:ザクッと歯ごたえあり

コスパ:1gあたり約2.3円

3.ローソンの「国産サラダチキン プレーン」

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最後に取り上げるのはローソンの「国産サラダチキン プレーン」(税込238円)。3社で最も多い115g入りで、1gあたりの値段は約2.1円です。

(※計算方法:税込価格を重量(115g)で割り、小数点第2位以下を四捨五入しました)

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栄養成分表示はこちら。100gあたりの数値に換算すると、エネルギー約111.3kcal、たんぱく質約19.8、脂質約2.5、炭水化物約2.3g(糖質約2.1g/食物繊維約0.2g)、食塩相当量約1.5gです。

(※計算方法:各数値を重量(115g)で割り、100を掛けた後、小数点第2位以下を四捨五入しました)

ファミマと同じゴロッとした形状

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ローソンのサラダチキンは、ファミマと同じくゴロッとした形状をしています。しかし、ファミマに比べると端の部分のエッジが立っておらず、とろんととろけた感じになっていました。

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裏返してみるとこんな感じ。セブンと同じく、等間隔に切り込みが入れられていました。

かなりやわらかく、優しい味わい

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断面図はこんな感じ。実際に食べてみると、ファミマがザクッと固めだったのに対し、ローソンのサラダチキンは歯がす〜っと吸い込まれるようにしっとりやわらかい食感をしています。食塩相当量が最も多いにもかかわらず、まるみのあるとても優しい味わいです。

《まとめ》

味の濃さ:とても優しい味

肉質:やわらかめ

コスパ:1gあたり約2.1円

想像以上に違いあり!

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「サラダチキンなんてどこで買っても同じでしょ?」と思われる方も多いと思いますが、栄養成分をはじめ、形、味、食感など多くの違いがあります。今回ご紹介した3種類のほかにも様々なサラダチキンが販売されているため、自分の好みに最も合う一品を探してみてはいかがでしょうか?

(※パッケージに記載されている重量はあくまで目安であり、製品によって多少前後いたします)

(筆者:松本陸杜/フリーライター)