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「コレがおにぎり!?」常識が変わる、ローソンの“斬新おにぎり”はニュースタンダードな逸品!

  • 2021.4.1

コンビニグルメを代表する商品の1つである「おにぎり」。使用するお米から具材の産地、味付けなど、各社それぞれ様々なこだわりを見せています。

その中で、ローソンが2021年3月30日に発売したのは、今までにない“新感覚のおにぎり”。第1弾となる全2種類を、コンビニ記事を多数執筆してきたライターが早速実食し、その詳細に迫りました。

常識が変わる!ローソンの新作「スティックおにぎり」

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本記事で取り上げるのが、こちらの「スティックおにぎり チキン南蛮」と「スティックおにぎり だし香るひれかつ」。両者ともに、価格は税込180円です。

まずはチキン南蛮を実食

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まずは「スティックおにぎり チキン南蛮」からいただきます。おにぎりは見慣れた三角形ではなく、その名の通り細長いスティック状。おにぎりと言うより、なんだか海苔の巻かれていない巻き寿司のような印象を受けます。

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パッケージ前面にプリントされている“お召し上がり方”にしたがって、早速おにぎりを取り出していきます。と言っても、作業はいたって単純。

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サイドに用意されている開け口から、パッケージをス〜ッと切り開くだけでOKです。この点は、海苔があらかじめ巻かれているおにぎりや、お米のみの白むすびと同じですね。

手を汚さずに済むのもメリットの1つ

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細長いスティック状なので、こうして半分パッケージに入れたままにしておけば、手を汚さずに食べ進めることができます。この形状ならではのメリットの1つと言ったところでしょうか。

ビジュアル・サイズをチェック

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パッケージから取り出した状態がこちら。パセリが混ぜ込まれたご飯は、洋風だしで炊き込まれているため、ほんのり茶色くなっています。中央からチキン南蛮が顔をのぞかせており、やはりどこか、巻き寿司を連想させるおにぎりというには斬新なビジュアルです。

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サイズは長さ約10cm×幅約4.5cmで、重さは125gでした。小腹を満たすのにちょうどいいサイズ感と言った感じです。

(※お皿の重量(72g)は含んでいません)

具材をしっかり堪能できるアイデア構造

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こちらのおにぎりの特徴の1つは“最初から最後まで具材が楽しめる”こと。

おにぎりを食べる際に、しばしば「ご飯が多すぎて具材にたどり着かない」という悲劇が起こります。しかしながら、こちらは中央に具材が巻き込まれているため、ひと口目から最後まで、しっかり具材を楽しむことができます。ありそうでなかった、画期的なアイデアですね…!

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早速ひと口パクリ。

ご飯はもっちりやわらかく、ほんのりコンソメのような味がします。チキン南蛮は極めてオーソドックス。サクッと軽い食感のチキンと甘辛い南蛮たれ、まろやかなタルタルソースが組み合わさった間違いのない味わいです。

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断面図がこちら。外から見える部分だけでなく、中までぎっしり具材が入っていることが分かります。たしかに、ひと口目から最後まで、具材をしっかり堪能することができました。

続けてひれかつを実食

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お次は「スティックおにぎり だし香るひれかつ」を実食。「スティックおにぎり チキン南蛮」同様に、パッケージからおにぎりを取り出していきます。

ビジュアル・サイズをチェック

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「スティックおにぎり チキン南蛮」と異なり、こちらはパセリが混ぜ込まれておらず、洋風だしではなく和風だしで味付けされています。なお、こちらの方がやや色味が強い印象です。

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サイズは「スティックおにぎり チキン南蛮」同様、長さ約10cm、幅約4.5cm。しかし、重さは123gとほんの少しだけ軽めです。個体差の可能性もありますが、もしかするとタルタルソースが入っていない分、こちらの方が少しだけ軽いのかもしれません。

(※お皿の重量(72g)は含んでいません)

ひれかつはやわらかく、ご飯の味付けが少し強め

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ひれかつはチキン南蛮よりもしっとりやわらかい食感。玉ねぎ入りの醤油だれが入っていますが、南蛮だれやタルタルソースに比べて味の主張はかなりひかえめです。

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しかしながら、その分ご飯は出汁の味がやや強めとなっています。こちらもひれかつがぎっしり入っており、最後まで具材をしっかり堪能することができました。

メインに据えられているのは同じ揚げ物ですが、味の方向性は明確な違いが。洋食気分、よりこってりとした方を求める時は「スティックおにぎり チキン南蛮」を、そうでない時は「スティックおにぎり だし香るひれかつ」をというように、気分に応じてチョイスできそうです。

ニュースタンダードなるか

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おにぎり=三角形と思っていたので、初見は「コレ、本当におにぎりなの!?」と思いましたが、ひと口目から具材をしっかり堪能できるスティックタイプもなかなかあなどれない仕上がりです。実際に味わってみて常識が変わりました。

にぎらないおにぎり「おにぎらず」のように、ニュースタンダードとしての地位を築くことはできるのでしょうか?

(※一部店舗では取扱がない場合もございますので、ご購入の際はご注意ください。)


筆者:松本陸杜/フリーライター