夏本番！ ボディメイクに効く経絡。［二の腕編］

新緑、爽やかなそよ風、そしてキラキラの太陽。
この時期は湿度も低く一年を通じて最も過ごしやすい気候で、私も大好きな季節です。しかし、ジメジメした梅雨がすぐそこまでやってきており、ぼやぼやしているとあっという間に夏がきてしまいます。そこで今回は本格的に薄着になる前に、特にぷるぷる、だらーんとたるみが気になる「二の腕」のビューティーセルフケアをご紹介します。二の腕のたるみ退治にはまず「わきの下」二の腕は他に比べてあまり使わないので脂肪がつきやすく、たるみやすい部位です。
そこで重要になってくるのがわきの下。わきの下には腕の方へ行く大切な経絡が集まっています。
わきの下をなでることで、二の腕に行く気血の流れをよくし、むくみやセルライトを作らない体に変えましょう。

［やり方］
わきの下をぐるぐるなでる。
全体を広範囲になでる。

・かっさを持っている方はかっさのおしりを押当ててなでる
・手を「ぐー」にしてわきの下に押し当てながらなでる
・テニスボールなどをわきの下に押当てるのも効果的

さらに効果アップが期待できる技
かっさ、握りこぶし、テニスボールなどを押し当てながら腕をグルグルまわす。
運動を加えることで、ツボを押す効果プラス運動による血行促進効果が期待できます。
また、頑固な首こり、肩こりにも効果がありあます。

腕をなでて血行を良くし、老廃物を撃退しましょう！

腕全体の血行が良くなったところで、今度は本命の二の腕にアプローチ。
二の腕をなでることで局所に働きかけます。

［やり方］
腕の内側を肘の下までなでる。
同じように腕の外側も肘の下までなでる。

セルライトが気になる人は、かっさ板でクルクルと円を描きながらセルライトを溶かすイメージでなでると良いでしょう。

★経絡豆知識★

わきの下はあなどれない！ 二の腕ケアはもちろん肩こり、腋臭などにも効果あり。

わきの下はあまり触る機会がないと思いますが、わきの下のセルフケアを知れば、一石十鳥くらい体の不調を解決してくれます。わきの下には心経を始め心包経や肺経という経絡などが走っており、腕や手に関係する悩みを解消するだけでなく、精神的な不安やストレスなどで弱った心を癒してくれます。
また、これからの季節特に気になる脇汗や腋臭などにも効果があります。
他にもデスクワークで慢性化している眼精疲労、肩こり、首こりにも効果的なのです。

そこで最も効果的なわきの下のセルフケア方法とは？
①お湯を入れたペットボトルの腹を脇に挟んでまずは温めます。
②温かくなったわきの下に、温ペットボトルの底を押し当てながらぐるぐるなでます。
温熱効果も加わり、リラックス度が高まって心が落ち着き、肩や首の緊張も和らぎます。もちろんこの後、二の腕をマッサージすると気持ちよくセルフケアできますよ！