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無駄なお金を使わないためのヒント7選。1円も使わない日はありますか?

  • 2021.2.23
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お金を賢く使うためには、無駄な出費を防ぐことが大切です。とはいっても、「期間限定やセールという魅力的な言葉に我を忘れて必要のないモノを買ってしまった」「見栄のためにブランドものを買ったけれど、分不相応で後悔している」といった無駄な出費・満足感の得られない出費をこれまで一度もしたことがない方はいないでしょう。

現在お金を賢く使っている人は、最初からそうだったのではなく、痛い出費をした過去を省みて、自らの行動を変えたのです。「無駄な出費がいつまでもやめられない」という人は、自分の消費パターンを見直し、修正していく必要があります。

今回は、ファイナンシャルプランナーの中島牧子さん著『働く女(ひと)のお金のルール』(明日香出版社)を参考に、無駄なお金を使わないためのヒントをご紹介していきます。

1. 期間限定商品は、「いつでも買えるとしたら」と考えてみる

期間限定、数量限定、季節限定など、「今を逃したらもう買えない」商品は魅力的に見えます。言い換えれば、それほど必要ない、または、ほしいとも思っていない商品でも限定と言われるだけで買いたくなってしまう可能性があるということです。

限定販売の商品に惹きつけられたら、まずは、「いつでも、どこでも買えるとしたら、それでも自分はその商品を今買うか」を考えてみましょう。無駄な出費を抑えるには、限定!と煽ってくる商品ほど、冷静に考える必要があるのです。

2. ホントに必要?お土産を買う習慣をやめる

旅行に行くと必ずお土産を買う習慣がある人は多いでしょう。旅行前からお土産のリストを作っておいて、数日の旅行のうち、1日はお土産選びでつぶれてしまうという人も珍しくありません。習慣になっていると、その習慣が本当に必要なものか、立ち止まって考える機会はなかなかありませんよね。そこで、この機会にお土産について考えてみましょう。

本当にお土産をもらった人は喜んでいるのでしょうか? もしかしてお土産返しをしなくてはならないと考えてストレスに感じているかもしれません。また、お土産はモノである必要はあるのでしょうか? 実際は、旅先からのハガキでもいいかもしれませんし、お土産話でもいいかもしれません。

お土産を買うのが楽しいのだ、という人もいるでしょう。お土産が絶対にNGだというわけではありません。しかし、お土産が義務化・習慣化していて惰性で続けている場合は、思い切ってお土産制度を廃止してみる、というのも一案です。

3. ほしい!→→とりあえず一週間待つ

衝動買いは、後悔の宝庫です。ほしいけど買うべきか迷う、と思うモノに出会ったら、とりあえず一週間待ってみましょう。時間を置くことで冷静な判断が下せるようになります。

4. クレジットカードは一括ONLY。リボは危険!

クレジットカードの使い方の理想は、一括で支払えない場合は使わない、というものです。分割払いは利息がかかりますから、避けましょう。また、リボ払いは使わないようにしましょう。リボ払いの利息はだいたい年率15%くらいなので、クセになると大変です。

たとえば、30万円分の買い物をし、毎月1万プラス利息を返していくとします。そうすると総返済額は36万強にもなるのです。目先の返済額は減るので、一瞬急場はしのげたと思いがちですが、後々自分を追い詰めることになりかねないので要注意です。

5. レンタル・シェアを活用する

本は、買う前に図書館で調べてみましょう。近くの図書館になくても取り寄せることができる可能性もあるので、司書さんに確認してみましょう。服、カバン、CD、DVD、車、家などもシェア・レンタルできるサービスはたくさんあります。

借りられるもの、シェアできるものは買わずに済ませましょう。

6. 地球にも優しい!リサイクルの活用

家具、家電などはリサイクルショップにいけば格安で手に入るかもしれません。また、引っ越しの際は、粗大ゴミの処分にもお金がかかりますが、リサイクルショップに引き取ってもらえれば、無料で処分できます。

7. 一円も使わない日を作ってみる

だらだら消費してしまうクセがある人は、思い切って一円も使わない日を作ってみましょう。冷蔵庫にあるものを工夫して料理を作ってみる、お金のかかる遊びやショッピングを控えて、家で積読(つんどく)状態になっている本を読んでみる、など工夫してみましょう。

自分で工夫してしばらくお金を使わないでいると、だらだら消費してしまうクセのある人が抱きがちな、「何かとりあえず買いたい」という衝動を抑えられるようになってきます。

さいごに

お金も、お金を稼ぎだすための時間も有限です。大切な時間を使って得たお金を無駄に浪費してしまうのはもったいないですよね。無駄な出費を繰り返ししてしまっているな、と感じたら、根本原因を突き詰めて、繰り返さないようにする工夫が必要でしょう。

「無駄な出費がなかなか抑えられない」という方は、まずは、「衝動買いしそうになったら一週間待つ」「お金を1円も使わない日を作ってみる」のふたつから始めてみましょう。

参考文献:中島牧子(2009)『働く女(ひと)のお金のルール』明日香出版社

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