恋愛を拒絶する絶食系男子とは？ 振り向かせるための攻略法も紹介

肉食系でもなければ、草食系でもない“絶食系男子”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。恋愛に奥手なんてレベルではなく「完全に拒絶」する男子です。「良い雰囲気なのに友達以上に進めない」なら、もしかすると絶食系男子かも。絶食系男子の特徴や行動を把握して、どうすれば振り向かせることができるのか攻略法も紹介します。

絶食系男子の特徴

積極的ではないにしても恋愛に興味がある草食系男子とは違い、恋愛や結婚の価値観が限りなくゼロに近いため、女子を恋愛対象として完全にシャットアウトする絶食系男子。その生態を知るためのヒントになる特徴と恋愛観を紹介します。

絶食系男子の考え方

基本的に穏やかな性格の男子が多い絶食系は、極端な感情の起伏がないので、他人に対しても怒ったりなじったりなど、気持ちの高ぶりが表に出ることがありません。また、基本マイペース。仕事などで他人に迷惑がかかるようなときは気を付けることができますが、趣味など自分の世界に入ると、全く周りを気にしません。

女子と一緒にいるよりも男友達といるほうがラクで、十分楽しめると考えている傾向が強いのも特徴です。気の置けない仲間と楽に過ごしたいと考えています。だからといって女子が特別に苦手というわけではなく、仕事の同僚や趣味の友達においても男女分け隔てなく接することができます。

絶食系男子にありがちな行動

絶食系男子は仕事以外のすべての熱量を趣味につぎ込んでいるケースが少なくありません。

女子と接する場合もあくまでも友達であることに徹底しています。女子の家に泊まっても、ずっとしゃべって朝を迎えるということも。あくまで友達なので、それ以上の関係に発展したいとは考えていません。

自分への投資は惜しまないため、身なりもかなり気を遣い、清潔感に溢れている男子が多いでしょう。また、今まで性体験が少ない傾向にあり、自慰行為で十分、と考えている男子も少なくありません。

絶食系男子の恋愛観

1人でいるほうが楽と考えています。趣味など自分への投資に時間とお金を使うほうが、恋愛するよりも価値が高いと捉えているため、1人で過ごす時間が増えてしまい、それが当たり前となってしまったのかもしれません。

他人が自分の領域に入ってくることを嫌い、特に恋愛などメンタルな話になると極端に拒絶します。「恋愛」というものを無駄で意味のないものだと捉えているケースもあるようです。

女子からのアプローチに気がつかない場合もありますが、多くのケースでは気がついているものです。しかし、対応すると面倒になるので気がついていないフリをします。

絶食系男子になった要因

「○○系男子」で最も恋愛関係になるハードルが高い絶食系男子。そもそも、なぜその悟りのような境地になったのか、理由を知りたい女性も多いはず。関係を一歩進めたいなら、その要因を把握して傾向と対策を立てましょう。

絶食系男子を生んだトラウマ

絶食系男子が生まれてしまった原因の1つはトラウマが考えられます。人間不信に陥るような裏切りがあったので「信頼する＝恋愛する」という行動を取れなくなってしまったのかもしれません。結婚も含めて結論ありきの恋愛や極度の束縛に疲弊したりなど、二度と味わいたくない苦しみを体験したことが要因として考えられます。

情熱を注げるものが恋愛以外にある

絶食系男子は趣味が多彩かつディープ。のめり込むと寝食を忘れて取り組みます。そのため、恋愛がおざなりになり、時間もお金も有意義に活用できる趣味に注力してしまう傾向にあります。

恋愛の時間やお金は2人で1つなので、投資の見返りが半減するという幻想にとらわれていて「恋愛＝趣味を邪魔するもの」という価値感が生まれていると言えるでしょう。

コンプレックスが要因でツラい思いをした

コンプレックスを女子にからかわれた、または気になる部分を指摘されて、思いのほか傷ついてしまったことで女子に対する壁ができてしまった例もあるでしょう。もともと繊細な性格であった場合、十分に要因になると考えられます。

また、先行きの不透明な経済状況や自分の現状を考えると、コンプレックスを乗り越えてまで恋愛をして結婚するという道筋を描きにくく、結果的に男子とつるんでいるほうが傷つかないと守りに入ってしまった可能性もあります。

絶食系男子を攻略するステップ・バイ・ステップ

絶食系男子を恋愛の土俵に立たせるためには、なによりも「あぁ、面倒」と思わせないことが基本中の基本。あせりや駆け引きは地雷を踏むようなものです。ゆっくり、じっくりと地雷を避けつつ、ほふく前進で懐に潜り込みます。

ステップ①共通の趣味を持つ

絶食系男子と同じ趣味を持ちましょう。このとき、中途半端な知識で介入することはNGです。絶食系男子が求める次元のディープさと、とことん追求することが求められます。

男子の趣味がロードバイクであれば、ママチャリに乗っているレベルで「私も自転車が趣味なの」と気軽な会話をしてはいけません。例えばロードバイクのブレーキの話ができるなど、相手が絶食系男子の場合は深い知識が求められます。つまり、同じ価値観を持つことがなによりも重要なのです。

ステップ②一緒にいることをラクだと思わせる

絶食系男子が最も嫌うことは「面倒」と感じることです。恋愛には駆け引きが重要と言いますが、絶食系男子にはNGです。そもそも恋愛を苦手と考えている男子なので、駆け引きのキモを理解できていません。「なんか面倒だな」という印象だけになってしまいます。

好意を持っていることを全面的に押しつけると引かれてしまいますが、小出しすることは重要です。これは絶食系男子が男子といるときの気持ちと変わりません。「一緒にいると、なんか楽しい」という心のスイートスポットをしっかり捉えていきましょう。

ステップ③じっくり気長に一緒にいる

気の置けない人と一緒にいることが好きな絶食系男子は、特に男女の区別があるわけではありません。そのため、“気の置けない人”という位置関係に座ることがアプローチの最重要ポイントです。

いつまでも恋愛関係に発展しないからといってあせりは禁物。「私と趣味はどっちが大事なの」とか「結婚して」など、究極の選択にはいっさい応じません。じっくり気長に一緒にいることを重視してください。

絶食系男子と距離感をキープしておくコツ

絶食系男子と恋愛関係に進むためには長い時間がかかります。見た目も良くてコミュ力も高い絶食系男子ならライバルが出現するかも。周りからは仲の良い友達以上の関係にみえるようにするには日頃の行動が重要です。絶食系男子と恋愛関係に進むために距離感をキープするポイントを紹介します。

いつも一緒にいることを周りにアピール

前述しましたが、同じ趣味を持つことが最も自然に一緒の時間を共有できる関係になります。必然的に2人で話している機会が多くなるので、周りは勘違いしやすくなるでしょう。

ただし、絶食系男子が周りから「つきあってんの？」と言われるのは避けないといけませんから、周りに人がいるときは、できるだけドライに必要事項のみで会話は終わるようにしないといけません。だからこそ、同じ趣味を持つにしてもディープな会話ができるレベルが必要なのです。

LINEで連絡するときのコツ

LINEをするタイミングは、平日の夕方など仕事終わりの移動時間帯がベスト。内容の割合も趣味99％、その他1％ぐらいの趣味が中心であることが望ましく、女子らしい表現をしてはいけません。むしろ男子っぽく素っ気ないのがちょうど良いぐらいです。

また、絶食系男子はLINEを必要事項を伝えるためのツールとしか考えていないので、早い返信は期待しないようにしましょう。

絶食系男子を攻略して恋愛関係へと成就させよう

絶食系男子は同性感覚で付き合えるため人気がありますが、あせりは禁物です。女子から下心を出さずに本当の理解者になることができれば、生涯のパートナーとしても有能な男子とも言えます。ぜひ気長に構える気持ちで、つきあえるようにトライしてみましょう。