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3密を避けてポイントも獲得!コロナ禍で誕生した「乗車ポイントサービス」の使い方

  • 2021.2.22
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(画像の一部を加工しています)

新型コロナウイルスは生活スタイルを大幅に変えました。我が家の子供達も学校に行く前に熱を測り、登校前に熱を申告する必要があります。学校の水道は飲めないため、毎日水筒持参です。

通学だけでなく通勤スタイルも変わってきています。大手企業ではテレワークも増えており、週の何日かは自宅で仕事をしている方もいるでしょう。

通勤スタイルの変更に伴い、JR東日本では今年3月から新たなポイントプログラムを開始します。

テレワーク多めなら

2021年3月1日から開始するのがJR東日本の「リピートポイントサービス」です。Suicaで月10回以上在来線の同一運賃区間を乗るとJRE POINTを獲得できます。

同一運賃区間とは、例えば、東京-赤羽(IC運賃:220円)、品川-川崎(IC運賃:220円)、東京-蒲田(IC運賃:220円)のような区間が異なっても運賃が同じ場合が対象になります。

10回で1回分のJRE POINTを獲得でき、11回以上になると1回ごとに10%分のJRE POINTを獲得できます。例えば、1か月に12回同一運賃区間(220円)を乗車した場合10回目で220ポイントを獲得でき、11回目は22ポイント、12回目は22ポイントの合計264ポイント獲得できる事になります。

コロナ禍で通勤定期券を購入するほど乗車するわけでもない、と言った場合のポイントサービスになります。従って、Suica定期券で定期券区間の利用は対象外、モノレールSuicaやりんかいSuicaでの利用も対象外です。

特に注意が必要なのが、JRE POINTに登録していないSuicaを利用している場合です。せっかく同一運賃区間を利用しても、JRE POINTに未登録のSuicaを利用してもポイント獲得の対象外となりますので注意してください。

時差出勤多めなら

同じくJR東日本が、3月15日から開始するのが「オフピークポイントサービス」です。

対象はSuica通勤定期券で、平日の朝に対象エリアの駅でポイント還元対象となる時間帯に改札機を利用して入場し、対象エリア内の駅で出場した場合にJRE POINTを獲得できます。

ピーク時間帯の前に入場すると15ポイント、ピーク時間帯の後に入場すると20ポイントの還元です。(対象となる時間帯は各駅で異なります)

(プレスリリースより)

対象エリアは首都圏に限られています。また、対象となる時間帯も駅によって異なりますので、対象エリアの方はJR東日本の特設サイトを確認してください。

オフピークポイントサービスは、コロナ禍の3密をポイント付与で分散させるのが狙いでしょう。従って、来年3月末までの期間限定で実施される予定となります。

攻めの広告!東京メトロの場合

東京メトロは3月末までですが、東西線と有楽町線の豊洲駅でオフピークプロジェクトを実施しています。「スギちゃん」「ダンディ坂野」の2人の写真に「ピークを知る男。」と書かれたポスターが印象的です。

オフピークのPRとしては抜群ですが、オフピーク通勤でポイントを獲得できる事までたどり着けない方も多いのかなと思っています。

東西線の場合は、メトポに登録し、ゴールドタイム(それぞれの駅で異なる)に乗車し、対象駅で降車すると25ポイント、シルバータイムの場合は15ポイント、ブロンズタイムの場合は10ポイント獲得できます。

有楽町線の豊洲駅では、ゴールドタイムに出場すると25ポイント、シルバータイムは15ポイント、ブロンズタイムは10ポイントです。

(プレスリリースより)

東西線のオフピークポイントは従来から実施していましたが、コロナ禍でオフピーク通勤向けのポイントサービスが増えていきそうです。JR西日本も4月以降にオフピークでポイントを付与するサービスを開始予定となり、3密を避けつつ、ポイントも獲得しましょう。

菊地崇仁

ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。

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