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私だけ保活失敗! 全落ちした理由はこれだった…~初めての保活レポ(2)~【子が育ちめいも育つ Vol.13】

  • 2021.2.21
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このお話は、2016年に作者のめいさんが保活をしていた頃のお話です。■前回のあらすじ
1年間保育園探しに精を出していた私。希望可能な15枠、全部希望を出したにもかかわらず、結果はまさかの全落ち…!

15園も申し込みをしたのに…、正直余裕で受かると思ってたのに…。
結果は全落ち!!!!

なんで!? 15園も書いたのに!? っていうかあれか!!
みんな同じ事考えるか!! これだけ書けば十分でしょって思ってたけど、みんな15園書くか!! そりゃそうか!!

ここでやっと謎の保活ハイから目が覚め焦りだす私。

とりあえず翌日「全落ちしたー!!」と泣きつけば「私もだよーー! えーーーん!」と傷を舐め合える仲間を探しに(ひどい)児童館に向かうも、みんなとても明るい笑顔を振りまいていることに動揺する私…。


おそるおそるママ友に結果を聞くと、私以外全員内定をもらっていた…!!!! 何事!!

周りの同じ年齢の子どもを持つママ友たちは「今年って落ちたって人、聞かないね~」と言いながら、あの園に受かったこの園に受かったと話をしている。

「え??? 全落ちしたのウチだけ???」と思うほど、みんなどこかしらに受かっていたのでした。

なななななんで!? と、これまた保育園に受かったママ友に泣きつくと、
「もしかして新規入園の人数確認せず申し込みをしたのでは?」とのこと。



「しんきにゅうえんのにんずうかくにん???」

しばらく考えた後ハッとした私。

私が希望した園はたまたまではあるのですが、どこも0歳児(生後100日)から受け入れる園ばかり。0歳児クラスも募集した数だけすぐに埋まる人気園ばかりです。

そんな0歳児から入った子たちは翌年1歳児クラスに持ち上がるわけで。仮に受け入れが10人だとして、0歳からいる子たちが8人なら新規で受け入れ可能な人数は2人なわけで…。

うわぁぁぁああ! そういう事!? と慌てて希望を出した園の新規受付人数を確認すると、まさかのドンピシャ…。


「何そのトラップ!!」とその時は思いましたが、他のママさん達はそこもしっかり考慮して申し込みをしていたので、ただただただただ私がアホだったって話なのです。

といっても落ち込んでる暇もなく、すぐさま相談窓口に行き、何か方法はないのか聞きに行くと…。


相談員の方が言うには、2次募集なるものがあるとのこと。

「ただねぇ…」と相談員の方がポツリ。

「え?? なんですか??」と聞くと「あなたが記入した園はもう全部埋まっちゃって2次募集受け付けていないのよね。だからあなたが希望した園以外の紹介になりますね」とのこと。

長い時間をかけて調べつくし厳選に厳選を重ねた園に入れず、他の園になる…ですか…!?(あまりの衝撃に言葉遣いがおかしい)いったいあの努力はなんだったですか…!(おかしい)
と思いつつも背に腹は変えられないので、紹介してもらうことに。

「入れる可能性があるとしたらここくらいですね」と渡された資料に書いてある園は新設園。現在建設中につき見学はできず、園庭もないよう。目の前には大きな道路があり、大型トラックがビュンビュン走っています。

ここは「認証保育所」というカテゴリーで、東京都が定めた基準を満たした園ではあるが、園内がコンパクトであり、それゆえ保育人数も少ない。預かれるのは3歳までというルール。延長保育なし。土曜保育なし。

おおおおお…マジなのかぁ…………………。


この土地が気に入っているので保育園が気にいらないから引っ越す、って話にはなりにくいけど、けどマジなのかぁぁぁ…。

都会に住むってこういうことか…!!! と、ここにきて保活の壁をとても高く感じる私なのでした。

※認証保育所の対象年齢や受け入れ人数は、地域・施設によって異なります。


次に続く
※本連載で紹介する情報は、2016年時点のものです。
※詳細は住んでいる自治体の役所にご確認ください。

(めい)

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