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〈西海岸をめぐるワインと食の旅 vol.3〉「空豆とジャガイモの冷製ポタージュ・二層重ね」

  • 2015.6.10
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サンフランシスコからスタートし、ソノマ、ナパ、オレンジカウンティ、テキサスと移動しながら、ワイナリー&オーガニックフード巡りを楽しんだ西海岸の旅。西海岸生まれのスティービーが案内してくれました。引き続き、印象に残ったことを場所別に綴っていきたいな、と思っています。

今回は、ソノマからカリフォルニアワインとして世界的に有名な「ナパ・バレー」へ。

ひっきりなしに行列ができるソノマプラザのベーカリーで朝食のハムとチーズ入りクロワッサン(美味!)を食べた後、ワイナリー「St.Francis」へ。ワインと料理のペアリングイベントに参加してきました。

まずは、ウェルカムドリンク。キリッと爽やかな白ワインでのどを潤します。

天井が高く開放感あふれる空間で、ワインと料理とのペアリングの解説を聞きながらいただきます。手を加え過ぎず、素材の色を使って鮮やかなお皿に仕上げていたりと、盛りつけも興味津々。自慢のワインと料理が次から次へと運ばれてきます。お得感いっぱいのイベントで大満足。

12人程が集まったこちらのイベント。「どこから来たの?」「アメリカにはどのくらい滞在するの?」「私たちは日系3世よ」「他にどこのワイナリーに行ったの?」など、隣同士はもちろん、遠く離れた席の人も気さくに言葉を交わし、ワイワイと会話が広がります。アメリカらしいフレンドリーさを随所に感じました。

午後はフランスのシャンパーニュメーカーで有名なテタンジェが創設した「Domaine Carnero」にて、テイスティングツアーに参加。

まずは、スパークリングが配られます。グラスを片手に作り方の解説を聞きながら、製造施設を上から見学していきます。

マシーンを使ったダイナミックな作業や、見てみたかったデゴルジュマン(発酵によって生じた澱を取り除く作業)について詳しく知る事ができました。

いくつかテイスティングバーをまわってから、夕方に、ナパのフードマーケット「Oxbow Market」へ足を運びました。

チョコやオリーブオイル、チーズ、新鮮な野菜や肉......どれも本格的な食材が集う"食の宝庫"。

ワインに合いそうな食材が揃っていて洗練された雰囲気。サンフランシスコのフェリービルディングをちょっと小さくした感じで、とっても素敵なマーケットでした。


さて。レシピのご紹介です!

★空豆とジャガイモの冷製ポタージュ・二層重ね★

野菜と鶏ガラスープ(顆粒)、牛乳などをミキサーで混ぜ合わせたら完成。
最後に空豆とチャイブを添えて夏らしい一皿に。

【材料】(小さな器8ヶ分)

ジャガイモ 90g
空豆90g

●牛乳90cc×2
●鶏ガラスープの素 小さじ1.5×2
●砂糖小さじ1.5×2
●レモン汁小さじ1×2

飾り用の空豆適量
黒こしょう適量
EXVオリーブオイル 適量
チャイブ適量

【必要なもの】
ブレンダーまたはミキサー

【作り方】
1. ●を2セット作っておく(ジャガイモ用と空豆用)。
2. ジャガイモと空豆の火を通す。
3. 1で作った●の1セットと火を通したジャガイモをブレンダーであわせ味を調整してから透明のグラスに流し入れ冷蔵庫で冷やす。
4. 3と同様に●と空豆をあわせ味を調整してから3に重ね冷蔵庫で冷やす。
5. 食べる直前に冷蔵庫から取り出し、空豆とチャイブを飾り、オリーブオイルをスプーンで少しずつ垂らして艶を出す。最後に黒こしょうをかけて完成。

【ポイント】
•必ず味見をして塩加減を調整してください。
•冷蔵庫で冷やすことで、スープに粘性が出て、飾り用の空豆が沈むのを避けることができます。
•飾り用の空豆は、丸ごと1粒より縦半分にした1/2ヶを添えた方が沈みにくくなります。
•変色しないので、前日から作り置きが可能です(飾り用の空豆など最後の仕上げは食べる直前に行ってください)。

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