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ヘアケア基本のキ!美容師が絶対にしない「ブラッシングの方法」NG3つ

  • 2021.2.17

ヘアケアの一環として、シャンプー前やオイルを馴染ませて髪を乾かすときに、ブラッシングをすることは髪にとっていいこと。ですが、やり方を間違えると逆に傷めてしまう可能性もあるんです。

そこで今回は美容師の森下優也さんに、美容師は“やらない”ブラッシングの方法を教えてもらいました。美髪を目指すなら覚えておきたいヘアケアの基本です!

NG1:乾いた髪を根元からブラッシングする

ブラッシングケア
出典: Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

一見それだけを聞くと、「え?なにがダメなの?」と感じる方も多いでしょう。

ですが、ブラッシングの目的は髪の絡まりをとること。根元からとかしてしまうと、毛先に絡まりができやすくなってしまうので、毛先から根本へ順にほどいていかなければなりません。

結び目のように絡まってしまった部分は無理にブラシを通さず、細かく何回かブラッシングしてみたり、指でほどいたりしてください。髪は物理的なダメージに1番弱いです!

NG2:普通のブラシで頭皮マッサージをする

ブラッシングは、スキャルプケアとして有効な部分も。地肌にブラシを通すことで刺激を与え血流がよくなれば、頭皮環境の改善が期待できます。毛根に栄養が行き渡りやすくなったり、頭皮ニキビの改善にもつながったりすることもあるといわれています。

ただしこのとき、「ブラシの毛先がスキャルプケア用なのか」という点は確認が必要です。スキャルプケア用ですと歯先が丸くなっていたり、少し柔らかくなっていたりと、地肌を傷つけないような仕組みになっています。地肌が傷ついてしまうと荒れる原因となり、頭皮ストレスが高くなってしまうので、普通のブラシを使っている方は注意が必要です。

NG3:クシで髪をとかす

ブラッシングケア
出典: GrandJete / PIXTA(ピクスタ)

最後は髪をとかす道具について。歯が一列に並んだクシではなく、何列にも配置されたブラシを使うのをおすすめします。

クシはある程度絡まりをほぐすのに使えますが、効率があまりよくありませんし、ガシガシ引っかかってしまうことがあります。しかしブラシの場合は絡まりにくく、髪の摩擦が減るというメリットがあり、効率よく短時間で終わります。

ブラシにも、ブローブラシ、スケルトンブラシ、スキャルプブラシ、クッションブラシなどいくつか種類があります。筆者のおすすめはスキャルプブラシとクッションブラシ。絡みをほどきながら、頭皮ケアすることに適しています。

今までなんとなくやっていた“ブラッシング”。少し気をつければすぐ改善できるので、ぜひキレイな髪を目指してヘアケアしてみてくださいね!

【画像】
※Fast&Slow、GrandJete / PIXTA(ピクスタ)

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