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乳房再建へ。美魔女・西田清美さんの【乳がん闘病】体験談

  • 2021.2.17
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女性の罹患率1位の乳がん。年々増えているけれども、早期発見ができるようになりました。がんは予防も治療も、正しい知識が最も大切だと言います。でも何が「正しい」のか多くの人はわかりません。乳がんに罹患し、いまも乳がん再建中の美魔女西田清美さんの経験から、知っておきたいことをお伝えします。

温存を望むも命を守るために全摘を決断

大学時代から美の仕事に携わり、エステ勤務を経て自身の2店舗目のエステサロンを開業する目前に乳がんが発覚。美からかけ離れた闘病生活の反動で美魔女を目指すことに。「今年になって飼い始めたポメラニアンのミルクは癒しの存在。近所のお散歩コースをランニングしたりして体力UPを心掛けています。」

お話を伺ったのは……西田清美さん(50歳) TEAM美魔女4期生
サロン開業準備から一転翌朝には乳がんの告知

エステサロンオープンを目前に控え、連日準備に追われ、子供の寝顔を見ては眠りにつく日々。やっと5歳になった息子は寂しさからおっぱい離れができず、ある夜私の胸をぎゅっと触ったとき、その小さな手の中に茶褐色の液体が。自分は健康そのものだと思っていたのでまさかとは思いましたが、翌朝早速病院へ。その日に出た検査結果で乳がんと告知されたのです。何も考えられなくなって涙が止まりませんでした。離婚して子育てに必死でしたし、息子のために生きることを強く望みました。すぐに大きい病院へ行くように勧められ、サロンのオープンをストップして大学病院や国立がんセンターなど、どこに聞きに行ってもその結果はほとんど同じで浸潤性の乳管がんとのこと。最終的に国立がんセンターで手術をすることにしたのですが、「活発ながんだから」と全摘を勧められました。

ボトルはマルチビタミンカプセルで、具合が悪い時はビタミンを沢山摂るように。プロテインパウダー「パーフェクトアミノ」でアンチエイジング。ビタミンCで血管壁を強くする「LypriCel」は、強い薬を飲んでいるときにがん友に勧められました。

温存が難しく命を守るため全摘して再建の道を

初めは何より命が大切だと思っていたのですが、検査を重ねるうちに胸を残したいという思いが強くなってきたのです。がんを取ることはとても大事ですが、大切な胸を切り落とすのはどうしても耐えられませんでした。温存が無理なら再建をと先生に何度もお願いし、リンパ節に転移が見つからなかったらという条件でなんとかエキスパンダーを入れていただきました。翌年再建手術をしたのですが、幹細胞を入れる手術は満足のいく結果になりませんでした。再度再建手術をする病院を探し、シリコンで再建することに。今年に入り、検査でシリコンの不具合が見つかり摘出しました。現在は再建治療中で、来年の3月頃に完成予定です。今は共存することで気持ちも安定し、楽しく過ごしています。

手術前に自分の胸の写真を残してから、毎月自分を残す意味で撮り続けてきた写真。「私を残す」という意味合いで始め、楽しんでいます。

サバイブ後、健康のために気をつけていること

☑︎ 体を老化させないようプロテインサプリを飲んでいる
☑︎ 強い薬を飲んでいるので血管を強くするためビタミンCを飲む
☑︎ 体を温める、冷やさないよう気をつける
☑︎ コスプレ撮影など、自分が楽しいことを積極的にやる


《西田清美さん 闘病ヒストリー》 2008年 37歳 6月 息子に胸を触られたとき、息子の手のひらに茶褐色の分泌液がこぼれ落ちる。しこりは感じておらず他の症状もないが、翌日検査で乳がん宣告。浸潤がんのため、どの病院でも全摘手術をすすめられる。 7月 温存手術を求め必死で探したが、今の主治医に命の大切さを諭され全摘手術を行う。 2008年 38歳 10月 手術が終わり治療をしながら、主治医をなんとか説得し乳房再建にむけて準備。幹細胞移植を行うも満足のいく結果にならず。 2009年 39歳 しかたなくインプラントでの再建。 2015 年 45歳 検査で子宮頸がんのリスクがレベル3までいったが、ぎりぎりがんにはならず。 2020年 50歳 10月 再建した部分に不具合が見つかり、インプラントの入れ替え。

2021年『美ST』2月号掲載 撮影/吉澤健太、平林直己、楠 聖子、奥山栄樹 ヘア・メーク/小澤実和、川岸ゆかり 取材/楠沢順子、菊池真理子、浦﨑かおり 構成/佐久間朋子

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