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人生の「3大支出」を把握してキャリア(人生)を最高に満たすための“5つの思考”と“3つの行動”

  • 2021.2.16
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激動な2021年、オフィスワークに励むみなさまにハッピーになるためのキャリアプランのコツについて解説させていただきます。

出典:シティリビングWeb

個人が長い人生を歩む中で避けて通ることができない「3大支出」は以下と言われています。

1. 住まいに関する支出

2. 保険・医療と老後に関する支出

3. 教育に関する支出

では、「収入」源は何でしょうか?「3大収入源」があれば良いのですが、ほとんどの場合、ご自身の労働の対価で得た「給料」です。不労所得を持つ人や資産家の人はさておき、ハッピーキャリアを築くためには、支出と収入のバランスを最適に保つ必要があります。

ご夫婦やお子さんがいらっしゃる場合は、「家計」という概念を家族全員でとらえなおすようにしましょう。三世代同居の人もいらっしゃいますし、事情は異なりますが、これまでに多くの人の再就職支援をする中で感じてきたことは、「収入」が途絶えてから「支出」を抑えることは厳しいという現実です。どんぶり勘定で「家計」体質を把握していない人は、危険な状態と言えます。

個人として、最悪の事態を想定して備えは万全に

ライフワークバランスの本質は「家計」のバランスです。ライフ(=生活)上の支出がワーク(=仕事)による収入を上回っていては破綻します。キャリアプランをハッピーに作る大前提は、「収入に見合った支出」を維持することに尽きるのです。住宅ローン、奨学金等借入はケースバイケースではありますが、筆者は「黒字家計」を強く推奨しています。

新型コロナウィルス感染症の終息が見えない中、セーフティネットが機能していない自治体、地域もあちこちで耳にするようになりました。これまで「安泰」だと思われていた業界が大打撃を受けていますし、グローバルに展開する企業も内需を守る企業も、規模の大小に関わらず労働市場は激動しています。働く個人としては、最悪の事態を想定して備えは万全にしておくのです。

“5つの思考”を身につける

現状を維持しながらも偶然を創り出し、偶然から機会(チャンス)を創り出すことを説いた、心理学者クランボルツの「プランドハプンスタンス(計画された偶発性理論)」では、キャリアプランを無理に描く必要はないと言っています。プランを描く前に、以下の“5つの思考”を身につけてください。

1. 好奇心を持つ

目標に関わること以外にも、幅広くいろいろなことに好奇心を持つ

2. 持続する

自分の価値観や考え方について、根底ではこだわりを持ち続け簡単にあきらめない

3. 柔軟でいる

今の計画にとらわれすぎず、環境の変化に対応し、予想外の機会を活かすことができるようにする

4. 楽観的に考える

どのような結果になろうとも、自分のキャリアにとってプラスになったとポジティブにとらえる

5. リスクテーキングをする

結果がどうなるか見えない場合でも、自らリスクをとり行動を起こす

“3つの行動”を実践

やってくる機会を活かすためには、以下の“3つの行動”を実践しましょう。

1. 今やっていることに「ベストを尽くす」

2. 自分は何が好きで、何に興味があるのか「自由な心」でいつも感じている

3. 積極的に行動する

災害や事故など、どんな状況に直面したとしても、しなやかにたくましく生き抜いていくことが求められている時代です。キャリアプランを無理に描くよりも、目の前にあることに全力を尽くし、「収入」を増やし、「支出」を減らすことで、まずは確実に自分の隠れた才能発掘やスキルアップを図りましょう。人生の目標を思い描いた通りに実現できる人は2%程度と言われています。筆者は、失敗しない人生を守りに入って生きるより、失敗した人生の先を切り拓いて豊かな人生を送る人に多く出会ってきました。等身大のハッピーキャリアを切り拓きたいものですね。

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