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10円玉でボウフラ対策!? 赤ちゃんを「蚊」から守るアイデア

  • 2015.6.9
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【ママからのご相談】

うちには前庭があるのですが、毎年蚊が多くて悩んでいます。3か月の子がいるので、蚊取り線香などの使用はためらわれます。赤ちゃんにも良い蚊の駆除方法はありませんか。

●A. 蚊帳を下げてみてるという手もあります。

ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。

子どもは蚊に刺されやすいものですが、蚊は伝染病を運ぶこともあるため、できるだけ防ぎたいですよね。今回は、蚊から子どもたちを守る方法をご紹介します。

●水たまり対策をする

最初に、お庭の雨水マスや側構などの小さな水たまりはありませんか。蚊は、こうしたところに産卵します。ボウフラの生育を防ぐため、なるべく水はためずに、流れるようにしておきましょう。

自宅に池がある場合は、めだかや金魚などのボウフラを食べる生き物を飼育するのがおすすめです。

また、生き物が飼えない水たまりには十円玉や銅線など銅製品を入れておきます。銅を入れることで銅イオンが発生し、微量金属作用により蚊の発育を抑える効果があると考えられています。

●庭に蚊が嫌う植物を植える

庭に、ユーカリやスイートバジル、蚊取草(ニオイゼラニウム・カレンソウ・センテッドゼラニウムとも呼ばれます)など、蚊が嫌う香りを出す植物を植えておきましょう。

蚊取草は種から育てることもできますし、苗として購入してお庭やベランダなどに植えておいてもよいでしょう。栽培は比較的簡単で、根付いてしまえば水をあげる程度でどんどん育っていきます。

蚊取草の葉を揺らすことで、蚊の感覚を麻痺させる成分が出るとされています。他にも、ペニーロイヤルミント、サザンウッド、ミント、タンジーなどの植物も効果がある植物です。観賞用をかねて、鉢を窓辺においておくのも楽しいですね。

●蚊取りボトルを作る

蚊が好む二酸化炭素を発生させ、ワナに呼びこむ、蚊取りボトルを作るのも効果があります。

この蚊取りボトルは、デング熱を予防するため、フィリピンのマイニラッド社が開発し、多くの市民に提供されました。その結果、2013年2月には、フィリピンでのデング熱感染例が前年同月比で55%も減少しました。

●用意するもの

・2lのペットボトル

・砂糖50g

・温度計

・イースト1g

・計量カップ

・黒い紙や布

・セロハンテープ

●作り方

(1)ペットボトルの半分より少し上を切り分けます

(2)200mlの熱湯に50gの砂糖を加えて、よく混ぜあわせます

(3)砂糖が完全に溶けたのを確認し、40度になるまで冷ましておきます

(4)切り分けたペットボトルの底の方に、砂糖入りのお湯を注ぎます

(5)イーストを加えます(混ぜないようにしましょう)

(6)ペットボトルの注ぎ口を逆にして、底側の容器に差し込みます

(7)黒い紙を全体に巻いて、セロテープでとめれば完成です

●蚊帳を下げる

昔の知恵をそのまま活かすのも手です。かぶせるタイプもありますが、ワンタッチで組み立てられるテント型の蚊帳も便利です。親子二人で入っても安心の広さがあり、ムカデの侵入も防ぎます。

●天然・蚊取り線香を焚く

市販のもの以外にも、天然の除虫菊成分を使用している蚊取り線香があります。一般の蚊取り線香に使われている合成ピレスロイドは、除虫菊から取れる天然成分ピレトリンを参考に化学的に作られたもの。天然のものは、化学物質は一切使われていません。

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いくら気にしても、赤ちゃんが絶対に蚊に刺されないということはありません。あまり神経質にならず、刺されたときの対処も考えておきましょう。

【参考リンク】

・蚊を避ける | ビオトープガーデン

●ライター/*SARASA*(ママライター)

母方、父方とも子沢山の家系に恵まれ、現在4児の母。魚類、両生類中心飼のアクアリスト。猫の額ほどの敷地でプランター菜園を勤しむ。趣味は俳句。フリーライター/占い師としても活動中。

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