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【毎日が変わる片づけのワザ(5)】片づけは子どもの価値観もわかる楽しい時間

  • 2021.2.14

整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみると「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

娘と一緒に「片づけ祭り」を定期的に実施

我が家では、子供が小学校に上がる前くらいから定期的に「片づけ祭り」を実施しています。やり方はとてもシンプルで、服やおもちゃ、雑貨などカテゴリごとに娘のモノをすべて出して目の前に並べて、

「これいる?」

「うーん…いらない」

「これいる?」

「うーん…まだいる」

とひたすら選別してもらうだけです。このときのポイントは、

(1)どんなに小さなモノ(キーホルダー1つの単位で)でも必ず1つずつ確認すること

(2)どんなにわたしが「これはもういらないよな…」と思っているとしても、子供が「いる」と言ったモノは必ず残すこと

の2つ。また、実施するタイミングは、

・保育園の卒園前

・小学校に上がってからは夏休み、冬休み

・小学校の卒業前

・中学校の中間テスト、期末テスト後

など区切りの良いタイミングが基本。「これいる?」「いる」または「いらない」の判断だけなら、小学校に上がる前のお子さんでも比較的簡単にできるはずです。そして子供が中学生になった今は、子供のモヤモヤしている気持ちやストレスを感じ取った週末などにも声がけをして「片づけ祭り」を実施しています。

「片づけ祭り」を実施するメリット

この「片づけ祭り」を実施するメリットは4つあります。

(1)子供が「今」大事にしているモノを知ることができる

(2)いらなくなったモノをどうするのかを子供本人に決めさせる(保育園に寄付、売る、捨てる、おさがりとして誰かに渡すなど)ことで、次に買うときの判断ポイントがわかる

(3)子供がモノの要、不要を自分で決められるようになる

(4)年齢が上がるにつれてコミュニケーションが難しいこともある子供との時間をつくれる

「これ、あのときよく遊んでたね」

「〇〇ちゃんとお揃いで買ったんだよね」

「これは〇〇ちゃんに似合いそうだからあげようかな」

「これはもう…持ってなくていいかな」

「これ、欲しかったけどほとんど使ってないね…」

「もう、好みが変わったから着ないかな」

などと話しながらひたすら手を動かすことが、わたしにとって大切なコミュニケーションの楽しい時間となっています。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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