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レモンの酸味を生かし爽やかな"サバ缶とじゃがいもの重ね煮"|荻野恭子さんの冬のロシア家庭料理⑨

  • 2021.2.14
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厳しい冬が長く続くロシアでは、缶詰が大活躍。ささっとつくれて旨味たっぷりな主菜が出来上がります。「現地に行って、自分の目で見て味わいたい!」好奇心をかき立てられた荻野さんが、ロシアで教わった家庭料理をご紹介します。

レモンの酸味を生かし爽やかな"サバ缶とじゃがいもの重ね煮"|荻野恭子さんの冬のロシア家庭料理⑨

■“サバ缶とじゃがいもの重ね煮”のつくり方

長く厳しい冬場は、保存のきく缶詰を使った料理も食卓によく登場します。家にある材料だけで、手軽につくれるのがうれしい。ほろりとくずれるサバの旨味と、レモンの酸味がじゃがいもにしみ込んで、爽やかな味わい。


◇材料 (2人分)

サバの缶詰:1缶(190g)(水煮)
じゃがいも:2個分(厚さ5mmの輪切り)
玉ねぎ:1個分(厚さ5mmの輪切り)
にんにく:1片分(薄切り)
レモン:大1/2個分(国産のものを皮ごと薄く輪切り)
水:1/2カップ
植物油:大さじ3
塩:小さじ1
胡椒:適量
イタリアンパセリ:適量(粗みじん)


(1)材料をフライパンに重ねる
小さめのフライパンか浅鍋にじゃがいもを敷き、玉ねぎ、にんにく、レモンを順に重ね、サバの缶詰を汁ごとのせる。

材料をフライパンに重ねる
材料をフライパンに重ねる

(2)蒸し煮する
塩、胡椒をふり、水と植物油を回しかけて蓋をする。中火で加熱し、沸いたら火を弱めて15分ほど蒸し煮にする。

(3)仕上げ
2を器に盛り、イタリアンパセリを散らす。

完成
完成

――教える人

「荻野恭子 料理研究家」

サロン・ド・キュイジーヌ主宰。世界各国の郷土料理を実際に現地で食べ、つくり、体験するのがライフワーク。特にロシア料理、食文化に造詣が深い。テレビ出演や著書も多数。


文:鹿野真砂美 写真:宗田育子

この記事は「四季dancyu 冬の台所」に掲載したものです。

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