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ニャンコは一体どこにいる? 世にも不思議なガラスのトリックを、君は見破れるか

  • 2021.2.13
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深呼吸して、頭を冴えた状態にしてから次の写真を見てほしい。

 えっっ(写真は蛇蔵さん提供)

これはどういうことだろう?

向かって右側にはカゴが置いてあり、ガラスを挟んで左側にも、同じカゴが写っている。しかし、右側にある実物のカゴの中には猫は入っていないのに、ガラスに反射した左側のカゴの中には、はっきりと猫の姿が......。

これは...まさか心霊写真......?

真相が気になったJタウンネット記者は、2021年2月12日、この写真を投稿した、漫画・アニメ「天地創造デザイン部」の原作者である蛇蔵さん(@nyorozo)に詳しく話を聞いた。

「偶然の産物です」

実は、これは意図して撮影したのではなく、偶然撮れてしまったものらしい。

「(ガラス)窓の向こうは、脱走防止柵で囲われたルーフバルコニーで、猫の遊び場になっています。そこから室内に戻ろうとして、窓が開くのを(猫が)待っているところです。偶然の産物です」

と、蛇蔵さん。

ちょっと理解が追いつかない。一体、どういう仕掛けなのだろうか。蛇蔵さんは、

「実は、猫はガラスの向こうにいるんです。ガラスに反射したカゴの鏡像と、ガラス越しに透けて見える実物の猫の位置が絶妙に重なったので起きたものです。ハーフミラーのトリックと呼ばれる、ホーンテッドマンションでも使われている原理ですね」

と、説明してくれた。

つまり、こういうことである。

 奇跡すぎる!(写真は蛇蔵さん提供。編集部でテキストを追加)

撮ろうと思っても撮れるものではない。ましてや相手は、自由に動き回る猫。まさに奇跡の1枚である。

写真について、リプライ欄では

「騙し絵のようですね」
「分からんかったw」
「え?あぁうん。ん?え?どゆこと?あぁそういうことか。ん、まてよ?え? ってなった」

など、驚く声が多く寄せられている。

さらに、「シュレディンガーの猫」と表現する人もちらほら。

「シュレディンガーの猫」とは、物理学者のエルヴィン・シュレディンガーが1935年に論文で発表した、量子力学に関する思考実験の通称だ。

密閉された箱の中に猫と、猫を殺すことができる仕掛けを入れる。仕掛けは50%の確率で発動するが、箱の外からは発動したかどうかはわからない。

箱を開けて確認するまでは、猫が生きている状態と死んでいる状態が「重ね合わせの状態」であると考えられる、というものだ。

存在しているか、していないか。それがあいまいな写真の猫から、この実験を連想したのかもしれない。

投稿が大きな反響を呼んでいることについて、蛇蔵さんは、

「本業の漫画作品のRT数が、そのうち抜かれそうな勢いです。でも、猫に負けるなら本望です」

と、コメントした。

それにしても、すごい写真だ。ひと目でトリックがわかった人は、いただろうか。

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