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【重要】お金にモテて貯蓄を増やす!究極の秘訣「捨てる」コツとは?

  • 2021.2.9

20年前に比べて、日本人の平均年収は100万円近く少なくなっていますが、税金は上がっています。男性は年齢が上がって行くにつれて昇級していきますが、女性の場合は、年齢と年収が比例していません。非正規雇用の数は女性が男性の2倍であり、正社員の場合でも女性は男性の7割程度の給与しか得られていません。

これらのことを総合して言えることは、今現在、女性が貯蓄をするためには工夫が必要だ、ということです。女性が貯蓄をすることの難しさを、ファイナルシャルプランナーの和田勉さんは著書『お金にモテる独身女子50のルール』にて指摘しています。

ただ、貯蓄が難しい、と言っても不可能なわけではありません。年収が高額ではなくとも、工夫次第で貯蓄を増やしていけます。和田さんは、貯蓄を増やすために重要なことは、「我欲を捨てること」だと言い切っています。

「我欲を捨てる」とはどういった意味でしょうか。今回は、和田さん式貯蓄の極意を、本書を参考に解説していきます。

案外難しい「余計なものを買わない」方法

貯蓄をするためには、大きく分けて二つの方法があります。ひとつは、収入を増やすこと、もうひとつは支出を減らすことです。貯蓄を増やしてお金の心配をなくしたいならば、このふたつを並行して進めていくことが望ましいでしょう。

収入を増やすためには、スキルアップ、副業、転職、などが考えられます。支出を減らすのに大切なことは、削ることができる固定費を抑えることでしょう。家賃の安いところに引っ越す、格安スマホに乗り換える、wifiの契約を見直す、などして、月数千円〜数万円の節約は可能です。

さらに、余計なものを買わないこと、を徹底する必要があります。

たとえば100円ショップやタイムセールなどで、「安いから」「今しか買えないから」といった理由で買い物をしてしまうのはNGです。おトク、安い、今しかない、という思いから、必要のないものを購入してはいけません。

余分な買い物を減らすためには、「自分の欲求に流されない」自分を作る必要があります。では、どうやって、「我欲に流されない自分」を作ることができるのでしょうか?

我欲に流されないための3つの方法

我欲に流されないためには、日々の心がけが大切です。

(1) 長期的な計画を立てる

なんのために、いつまでに、いくら貯めるのか、を決めましょう。大きな目標が明確になれば、細かい余計な出費が「自分の大きなゴールの達成を邪魔するもの」だと認識できます。

「ほしいもの・やりたいこと・行きたいところ」を明確にイメージして、ポジティブな気持ちで貯蓄をしましょう。自分の人生のプライオリティを明確化することで、余計な出費に対する歯止めを効かせることができます。

(2) 給料が入ったら強制的に貯金する

我欲に流されないシステムを作るために、「使って余ったお金を貯金する」のではなく、「給料が入った瞬間に貯金にまわし、残りのお金で生活する」ようにしましょう。本書では、まずは収入の10%程度を毎年貯蓄に回すことを推奨しています。

積立定期預金で先取り貯金をしましょう。

(3) 広告を見ない

余計なものをどうしても買いたくなってしまう、という場合、あなたの購買欲を刺激するようなものを見ない、という方法があります。

<広告には、目にした人が必ずお金を使いたくなるような工夫が凝らされています。たとえば「限定○名様」などという言葉を目にしたとき、あなたは思わずアクションを起こしてしまいそうになりませんか。このように、なにげなく見聞きしているだけでも、「買わなくては」と感じるように、広告はつくられているのです。魅力的な広告に対抗するには、「見聞きしない」という選択肢が、実は最も有効かもしれません>(P.156)

同様に、お店やショッピングモールに近づかない、というのも有効な手段です。

さいごに。我欲から利他へ。他人、社会のためにお金が使える人は、人からもお金からも好かれる

和田さんは、<お金の使い方としては「自分のために使う」より「自分以外の人のために使う」ほうが、当然ながらレベルが高い>(P.250)とし、本当にお金にモテるためには、「自分以外の人のためにお金を使う」レベルを目指すべきだ、と述べています。

自分の欲求に振り回されて無駄遣いをするのではなく、他人のため、社会のためにお金を使うことで、まわりまわってお金に愛されるようになるというのです。

「自分が損しないように」とばかり考えている人より、「他人にいかに与えられるか」を考えられる人の方が、人から好かれるのは当然でしょう。人に好かれるということは、仕事でもチャンスが増え、お金の面でも豊かになれる可能性が高まるということでもあります。

お金にモテるためには、我欲に振り回されず、他人やコミュニティ、社会に貢献できる人になることが、遠回りのように見えて実は王道なのかもしれません。

出典:和田勉(2017)『お金にモテる独身女子50のルール』幻冬舎

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