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フェムテックは女性だけのものじゃない。レインボー 池田と男性視点でも生理を考えるライブレポート

  • 2021.2.9
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「生理をもっと進化させる」をテーマとして、女性のウェルネス課題を解決していきたいという強い想いを持つ企業「fermata」と一緒に2週に渡ってフェムテックを扱ってきた「Harumari LIVE COMMERCE」。ユーザーからの熱いリクエストにより、急遽第3回目を開催。初の男性ゲストとしてレインボーの池田直人さんをお迎えし、男性目線での生理トークを繰り広げた。その番組の様子をダイジェストでお届けしよう。

近頃、メディアなどで耳にする機会が増えてきた「フェムテック」という言葉だが、池田さんは本日初めて聞いたとのこと。そんな池田さんと一緒に理解を深めるべく、オープニングでは「fermate」の中村寛子さんにフェムテックの基本的なことを説明してもらった。

「“フェムテック”とは、“Female(女性)”と”Technology(技術)“を掛け合わせて略したもの。意味としては女性特有の生理や妊娠、更年期など健康課題を、テクノロジーを用いて解決するプロダクトのことを指します。本日はそんな便利なアイテムをいくつかご紹介しますね」

オープニングから早速新しい知識を身に付けた池田さんは、「今日はフェムテックの伝道師として、ひとつでも多く吸収して帰りたいと思います!」と意気込む。「男性代表かっこいい!」などのコメントが殺到し、開始早々視聴者も盛り上がりを見せている。

最初に紹介するのは、吸水性のある布を複数層重ねることでパンツ自体が水分を吸収してくれる画期的な「吸水ショーツ」。「穿くだけの生理用品」といわれており、使用方法がシンプルゆえに心理的ハードルが低い。フェムテック初心者に人気が高いアイテムだ。

中村さんによると、人によっては1日1ショーツで十分過ごせるという。小さい頃、お母さんが生理で辛そうにしている様子を間近に見ていたという池田さんは「これがあれば、生理用ナプキンを切らした時に焦らなくても大丈夫ですね」とコメント。

最近では用途に合わせてショーツのデザインや形状などのレパートリーも増えており、実際にアイテムを手に取りながら中村さんがそれぞれを解説。ボトムに響きにくいものや運動に適したもの、生理の時でもオシャレを楽しみたい人向けにデザイン性の高いものまで、さまざまなニーズに合わせて多数展開されているというから驚きだ。

そんな中、視聴者から「洗い方が気になる」というコメントが届く。確かに、“履くだけでいい”のはラクそうに思える反面、洗濯が少々不安である・・・・・・。中村さん曰く、一般的には洗濯機に入れる前に、お水での予洗いを推奨しているそう。何度か流水ですすぐと経血が取れるので、意外とケアも簡単とのこと。そこまでの手間ではなさそう・・・とネットではわからないリアルな情報を教えてもらえるのが嬉しい。

続いて、もっと吸水ショーツの機能を知ってもらうために、どのくらいの吸水性を備えているのかを水を経血に見立ててデモンストレーションしていく。水分を含んだショーツを池田さんに触って確かめてもらう。「完全に中に吸収されているため外側は全然分からないですね!」

実際にショーツを触るなど体で覚えながら話を聞く池田さんは、「すごい! 濡れている感じが全然ないですね。これなら1日穿いたままでも気になりませんね。将来の奥さんのために、どうサポートしてあげたらいいかもっと学びたい」と向上心を見せていた。

レインボー 池田直人実方 孝生とお笑いコンビ・レインボーとして活動。2016年12月にレインボー初の単独ライブ開催。趣味はポケモン、将棋、ボードゲーム、ミュージカルなど。おはスタ ポケモン部・立花ファイヤ。2017年6月より、生テレにて「レインボー池田の生テレタウンくん♪」をスタート。7月に、第二回 レインボー単独ライブ「虹色物語。」を渋谷∞ホールで開催。アイドルグループ吉本坂46のメンバー。Harumari Inc.

次なる話題は、スキンケアアイテムからフェイシャルマスクの登場だ。これには、美容に特化したYouTubeチャンネル「池田直人の美しちゃんねる」を運営する、池田さんも食いつき気味の様子。LA発のナチュラル生理ケアブランド「Real」が開発したというフェイシャルマスクは、平均的な生理周期である4週に渡って徐々に変化していく肌を、週ごとの状態によって整えてくれるアイテム。生理前に肌が荒れるというのはよく聞くものの、それはホルモンバランスが変化しているからなのだとか。周期(=ホルモンバランス)に合わせたケアを習慣化することで、肌の調子が整っていくという。

最後に紹介するのはなんとも不思議な形状をした謎のアイテム。池田さんも「ドラゴンボールのホイポイカプセルに見える……」と本音を漏らす。中村さんによるとこちらは骨盤底筋を鍛えるアイテムとのことだ。近頃、健康面で注目されている「膣トレ」に使用するもので、トレーニングすることで産後の尿もれ防止などに効果があるという。

注目ジャンルなだけに「膣トレ」と一言でいっても、振動で筋肉を刺激するものやボール状のものまでさまざまなタイプが展開されているそうだが、今回紹介する「エルビートレイナー」はなんと“IoT膣トレグッズ“。アプリと連動させることで、リズムゲームのように遊び感覚で使用することができるのが特徴だ。

池田さんが手で握って操作してくれたように、医療用シリコンでできた本体を膣に挿入し、スマホ画面に現れるボールを自らの膣圧によって操作するというもの。膣内に挿入した「エルビートレイナー」とスマホアプリが連動して、自然と膣トレができるという画期的なアイテムだ。実際に使用しているという中村さんは、初めてやった時は全くボールが上がらず、終わると汗ばむぐらいだったという。初めは少し難しくても、続けるうちにコツを掴みどんどんレベルが上がっていくという。ゲームをクリアしていく感覚で膣トレができるなんて、面白い商品だ。

右から順に:fermata 中村寛子さん、レインボー 池田直人さん、MC ぴんこさんHarumari Inc.

3週に渡って紹介してきたフェムテックのライブコマースもいよいよエンディングへ。最後に、中村さんより今後の「fermata」の展望について語っていただいた。

「2020年はフェムテック元年といわれた年でした。生理ひとつ取っても、自分が快適に過ごす選択肢はこんなにもたくさんあることを一人でも多くの人に広められればと思っています」

それを聞いて池田さんも、「めちゃくちゃ勉強になった60分でした。絶対今日見てくれた男の人は、女性に優しくなれますね。ぜひこの商品をいろんな男の人に広めたい」と熱い想いをコメント。

今回の番組はもちろん、WEBサイト内の「SERI HACK」特集でも紹介してきたように、生理ライフにもさまざまな選択肢が増えつつある。自分の今のやり方を“当たり前”で片付けず、自分が心地良いと思える手段を少しずつアップデートできたら、もっとラクに生きていける方法を見つけられるに違いない。

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