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ルナソルに激似!?キャンメイクの大人気アイライナーをプロが検証

  • 2021.2.9
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デパートで販売されているブランドコスメである「デパコス」は、多くの女性を魅了する一方で高価なものが多く、なかなか手が届かないという人も多いのではないでしょうか。

そんな人にとって興味深いのが、デパコスそっくりのプチプラコスメ。しかも1000円以下のものなら気軽に試してみたいと思えますよね。

今回は、デパコスアイライナー「ルナソル シークレットシェイパーフォーアイズ」#01ブラウンネロリ(2800円)とプチプラアイライナー「キャンメイク クリーミータッチライナー」#05 ビターキャラメル(650円)を比較します。

(1)色や発色、質感

まずは両者それぞれ白紙や腕にラインを描いて比較してみました。

どちらもオレンジブラウンですが、キャンメイクの方が色濃く発色しブラウン寄りです。また、キャンメイクがクッキリとした印象的なラインに仕上がるのに対し、ルナソルは薄付きです。そのため少しずつ色を重ねて調整することもでき、修正しやすいとも言えます。

キャンメイクは肌の上でとろけて密着するような使用感で、カスのようなものが出てしまうのが気になりました。綿棒などで丁寧に拭う必要があります。

質感についてですが、どちらもパールやラメは含まず、それほどツヤが出るというタイプではありません。肌にのせた時の質感は似ています。

以下、★5を最高得点として評価しました。

【ルナソル】
発色 ★★★★☆
質感 ★★★★☆
仕上がりの美しさ ★★★★★

【キャンメイク】
発色 ★★★★★
質感 ★★★★☆
仕上がりの美しさ ★★★☆☆

(2)描きやすさ、モチ、折れにくさ、落としやすさ

次に描きやすさについて検証しました。ルナソルの方が持ち手が太く手元が安定します。一方キャンメイクは持ち手が細くやや手元が不安定になる印象。しっかり脇を閉めて緊張感を持って描く必要があると感じました。

また、ルナソルはスッとラインが描けるためにキレイなラインを描きやすく、キャンメイクはクレヨンのような描き心地で慎重に一度でラインを描くのに適している印象でした。正直なところルナソルの方が描きやすいです。

ただ、同じ繰り出しタイプでもルナソルは力加減によって折れやすいのが欠点で、ほんの少しだけ繰り出して使用することが重要です。

モチについてですが、どちらもモチはいいです。しかし、実際に肌に塗って擦ってみると、若干ですがキャンメイクに軍配が上がりました。

落としやすさは、W洗顔不要のクレンジングオイルで落としてみたところ、キャンメイクは微かに色残りし、ルナソルはキレイに落とすことができました。

キャンメイクを使用した場合は、ポイントメイクアップリームーバーでクレンジングをするのがおすすめです。

【ルナソル】
描きやすさ ★★★★★
モチ ★★★★☆
折れにくさ ★★☆☆☆
落としやすさ ★★★★★

【キャンメイク】
描きやすさ ★★★☆☆
モチ ★★★★★
折れにくさ ★★★★☆
落としやすさ ★★★☆☆

(3)そっくり度は?

気になるそっくり度は、60%。色はあまり似ていませんが、質感や色の系統が似ているためこのような結果となりました。

ルナソルの代用品としてキャンメイクを使うこともできますが、柔和な目元に仕上げたい人にはルナソル、とにかくしっかり目元を引き締めたい人にはキャンメイクがおすすめです。

遠藤幸子

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル

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