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遠距離恋愛にコレは禁物、彼との関係を壊す危ない言動

  • 2015.6.8
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「最近彼が彼女にプロポーズしOKをもらった」というとある遠距離カップルのために、二人をまじえ有志一同で婚約おめでとうパーティーをしたのですが、参加者の一人(女性)がパーティー中に突然号泣。そのまま帰ってしまったそうです。どうやら、「パーティーの直前に彼氏(その人も遠距離恋愛)からフラれた」というのが理由のよう。その場にいたとある知人は「気の毒としか言いようがない」と語っていました。

いつも一緒にいられないだけに、越えなくてはいけないハードルが多いのが遠距離恋愛です。その難しさは、ここイタリアでも同じ。一人でつっ走りすぎたり、悩みまくったあげく自爆したりというイタリア女性の「愛するあまりの不器用さ」を見てしまうと、かける言葉に困ることもしばしばです。一生懸命なのに、なんだかズレてしまう…そんな人たちの特徴をご紹介します。

1.はりきりすぎて疲れてしまうタイプ

とある知人女性は、おつき合いを始めて4年経ったころ、彼がドイツの企業に転職。「一緒に来てほしい」と言われたそうですが、士業を営む彼女は地元に残ることを選びました。「彼の誘いを断った以上、遠距離のつらさを自分から積極的に埋めるのが、彼への愛情表現」…と考え、かなりはりきったそうです。毎晩2時間のSkype電話はもちろん、朝は彼にモーニングコール。「週末は飛行機でドイツに行って、二人で過ごしたわ。でも、疲れてきちゃって」そう語る彼女にとって転機だったのは、雨が降ったある週末でした。

「彼は外出したがったんだけど、私は家でくつろぎたかった。それが元でケンカになったの。『がんばってるのは私一人に思える。少し疲れた』とつい口から出たわ」。遠距離のストレスをお互いにぶつけあった結果、半年後に二人は別れることを選びました。「もうあそこまではりきるエネルギーはないから、今は特定の恋人を作らないことにしてる」と語った彼女の姿は、少し寂しげでした。

2.不安を自分で埋められないタイプ

シチリアで暮らす男性と3年ほどおつき合いしていた知人女性がいます。なじみのバーで見かけるときはだいたい「彼がどんなに素敵な男性か」をノロケまくりで、バーのマスターや他の常連さんを辟易させていました。そんな彼女が突然姿を見せなくなったときは「とうとう結婚してシチリア生活かな?」と、皆祝うような口ぶりで噂していたものです。

しかしそれから2ヵ月ほどして、バーに来た彼女。最近どうしてる? とマスターが聞いた瞬間、彼女は「彼からふられた」と言い、泣き始めました。彼女をよく知る知人によると、彼からのメールや電話が一日でもとぎれると「なぜ連絡しないのか」「どんなに自分がつらい気持ちだったか」をしつこく訴える困ったところがあったそうです。「彼は本当にいい人だった。よくがんばってたわよ。彼にとっては彼女が子供すぎたんじゃないかしら」と、彼女はため息まじりで私に語ってくれました。

3.よそ見してしまうタイプ

可愛らしい外見とは裏腹に、黒い瞳がミステリアスな雰囲気の知人女性は、彼と最近破局。アメリカへ長期出張した彼と、最初のうちはマメにコミュニケーションをとっていたのですが、少しづつフィーリングがかみあわなくなってしまいました。「時差の都合もあってそのうち、彼からの電話をとれなくなってきた。代わりにSNSのチャットで話したりもしていたけど、あまり効果がなくてね」とボヤく彼女は、男友だちの一人に「どうしたらうまくいくか」を相談。

結局、親身になって聞いてくれる友だちに気持ちが移り、アメリカにいる彼との別れを決意しました。別れるとき相当な修羅場になり、「自分は遠距離恋愛に向いてない」とつくづく反省したそうです。

離れてしまってさみしく思うのはお互い様。相手の気持ちをくみとった上で「どうすれば二人が一番居心地良くいられるか」を考える必要がありそうです。ハッピーな未来を引き寄せるためにも、さみしさだけに気持ちをフォーカスしないよう、気をつけてくださいね!

(金丸 標)

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