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【春日市】歴史を感じながら食べる長崎銘菓「かす巻き」

  • 2021.2.2
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こんにちは!リビングふくおか・北九州Web特派員のゆい子です。 今日の情熱取材は、長崎は対馬名菓かす巻きのお店「つしま屋」さんです。

かす巻きと聞いて、すぐわかる方はいらっしゃるでしょうか? 恥ずかしながら、私は何回も長崎には旅行に行っているのですが、このお菓子の存在は知りませんでした。 このお店を知るきっかけとなったのは、春日市に引っ越してきたとき、知り合いの方に「ゆい子さんの家の近くにかす巻きのお店があるよー。おいしいよ!」と聞いて、食べたときからファンになったという次第です。

出典:リビングふくおか・北九州Web
かす巻きとは?

長崎のお菓子といえば?「カステラ」と答える方がほとんどだと思うのですが、このかす巻きも負けてはいません。 名前の由来は、カステラ生地で餡を巻いていることからついたという説が有力とのことで、カステラ巻きとも呼ばれていたそうです。 カステラもあんこも好きな方にとっては、まさに一粒で二度おいしい!というお得感満載のお菓子なのです!

出典:リビングふくおか・北九州Web

左側から、こしあん、粒あん、白あんのですが、どうですか?このたっぷりな餡!たまりませんね~。ボリューム満点です。 味はどら焼きに似ていますが、生地に弾力があります! これが一本240円というリーズナブル価格なのです。

出典:リビングふくおか・北九州Web
歴史を感じながら食べてみましたよ~
出典:リビングふくおか・北九州Web

かす巻きの歴史は、江戸時代にさかのぼります。 当時行われていた参勤交代で、江戸から帰った対馬藩主の無事を慶び、長旅の疲れを癒やすために考案されたという言い伝えもあるそうで、当時の日本ではまだ珍しかったカステラ生地の皮と、贅沢品だった餡をふんだんに使ったお菓子だったそうです。 う~ん。確かに癒やされるお味です。疲れたときには甘いもの!って言いますものね。

でも!カフェオレ大福も見逃せない!

お店に行けば、かす巻きだけでは終われないのが私。オススメは「カフェオレ大福」です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

こちら、予想を遙かに超えたおいしさです。 つしま屋さんのカフェオレ大福は、あんこの甘さに、ちょっとインパクトの強いコーヒーのビター感があり、それをクリームでほどよく中和されている感じなのです。 ぜひ、お試しください。こちらは一個140円です。

長崎ショートトリップ気分を味わいましょう!

つしま屋さんには、この他いろいろな種類の和菓子が販売されています。 対馬の伝統菓子であるかす巻きは、福岡ではなかなか手に入らないので、ご近所で堪能できる幸せをかみしめつつ、少しだけ歴女気分に浸りながらの情熱取材になりました。 コロナ禍で、なかなか旅行もできないですが、ご自宅でのお茶タイムにかす巻きはいかがでしょうか? 「つしま屋」さん取材協力ありがとうございました。

「つしま屋」 定休日 第三日曜日 営業時間 8時~20時 住 所 春日市若葉台西6丁目11 TEL 092-584-4155 駐車場 有り

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