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銭湯の持ち物は最小限に! 私のおすすめ銭湯グッズ【銭湯日記Vol.3】

  • 2021.2.1

女性が、銭湯に持って行くべき持ち物をご紹介します。銭湯に通うにつれて少しずつ入れ替わって行った銭湯グッズ。今はどれだけ荷物を減らせるかに挑戦しています。自分が便利で必要とするもの(お風呂場限定)を自分に問いかける作業はなかなかに哲学的です。

■銭湯に行く時の持ち物(女性編)

慣れるまでは「銭湯に何を持っていけばいいんだろう?」と、持ち物に迷うこともあるかと思います。

バッグやタオルや歯ブラシなど、旅行のパッキングに少し似ていますよね。目的地に何があって何がないかを調べて、自分の需要に応じて目的地にはないものをカバンに詰める。

スーパー銭湯だと、タオルもあるし、シャンプーリンスもボディソープもあるし、至れり尽くせりなのですが、私が普段行くのは街の銭湯。道具についてはDIYな部分が多いです。自分の使うグッズは、自分で持っていくのが基本ルール。

とうわけで、銭湯通いを重ねるうちに、何を持って行けば快適に入浴ができるのかということと、「あ、これは別にいらなかったかな」と削ぎ落とされたものがわかってきました。必要なものは個人によりけりですが、もしあなたが女性でしたら、下記の持ち物リストを参考にしていただければ事足りるのではなかろうかと思います。

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タオル(2枚)

1枚はお風呂場に持って行って、お風呂から上がる前にざっと身体の水滴を拭き取ります。フェイスタオルサイズです。びしょびしょのまま、水滴を落としながら脱衣場に上がるのはマナー違反!

簡単に拭き取るだけなので、もし持ち物を減らしたい場合は身体を洗うタオルと併用し、固く絞ってから身体を拭くのでも十分です。

もう1枚は脱衣場のロッカーに入れておいて、湯上りにきちんと髪の毛と頭を拭く用です。これはバスタオルが良いかと思いますが、私自身は髪の毛が短いこともあり最近はお風呂場に持ち込むものと同じサイズでも事足りることに気づきました。

髪の毛・身体を洗うもの

私はナイロンタオルを持って行っていますが、乾燥肌の方は摩擦は良くないので、丁寧にせっけんを泡立てて手のひらで泡を滑らせるようにして身体を洗うのが良いと思います。

シャンプー・コンディショナーと身体を洗うせっけんは、自分のお気に入りの香りのものを持っていくと、上機嫌でお風呂に入れます。隣の人が使うシャンプーの香りを嗅いで、どこのかな?とこっそり盗み見するのも楽しいです。

持ち運び用バッグ

お風呂場にはスパバッグがオススメです。底がメッシュになっていて、せっけんの泡が付いたりしてもさっとシャワーをかければ水切りできるからです。100円ショップなどでよく売っている、プラスチックの取っ手付きカゴを持ち歩いている人も見かけますが、かさばるのであまりオススメはしません。

以前、ブラジャー用の洗濯ネットに全てのアイテムを入れて持ち運んでいる人がいて感心したことがあります。メッシュなので水切りができるし、ブラジャーの型を崩さないために立体的にできているので、底があってどこにでも置けるのです。でも今まで見た中で一番すごいなと思ったのは、スーパーの白いビニール袋に一切合切を入れて持ち運んでいる、大柄な欧米人のおばちゃんでした(勝手にフロスキーさんと命名しました)。ワシャワシャ言わせながら袋からナイーブのボトルを出して悠々と髪の毛を洗っていました。

また、お風呂場から上がった後、濡れたスパバッグをそのままぶら下げて帰るならいいのですが、カバンに入れて帰宅する場合は防水性のエコバッグなどに入れるとカバンが無事です。「家まで近いし、ちゃんと水切りしたから大丈夫」と思ってカバンに直接入れたら、思ったより濡れててカバンの中が大変なことになったことが何回かあります。

あると便利なもの(女性として)

歯ブラシ
私はまだ銭湯で歯を磨いたことがありませんが、全身ツルピカにしてるのに、歯だけ綺麗にせずに帰るっていうのも変だなあと時々思います。何故私が銭湯で歯を磨かないかを考えてみると、口をすすぐときにコップがないのにうまくできる自信がないからだとわかりました。

シャワーのお湯を両手で受けてすすいでいる人を見たことはありますが、そう考えてみると、今までお風呂場で歯を磨いている人、あんまり見たことないかも。脱衣場の洗面台で磨いている人は見たことが何回かあります。男湯ではどうやってるのかなあ。

基礎化粧品
私はしょっちゅう忘れます……。冬の間はスパバッグにニベアの缶を放り込んでおいて、全部をニベアで済ませたりしますが、もちろんオススメはしません。

メイク落としと洗顔料
私はせっけんで顔も洗ってしまうので必要ないのですが、女子たるもの、普通はあったほうが良いでしょう。せっけんで顔を洗ってるのに女子を名乗っててすみません……。

ヘアゴム
あなたの髪がもし長ければ、ヘアゴムでまとめて浴槽のお湯に髪の毛が浸からないようにしましょう。ドラマの入浴シーンやエステサロンなどでよく見る、フェイスタオルを頭に巻いて髪の毛をまとめるやり方を未だに知らないので私はできないのですが、あれが出来れば、タオルで事足りるかも。

■兎にも角にも、銭湯行こう!

いろいろ書きましたが、たいていの銭湯では「手ぶらセット」という、フェイスタオル、リンスインシャンプー、ボディソープがセットになっているものを販売していて、だいたい200円とか300円で買えるので、究極的には持ち物がお金だけでも銭湯は楽しめます。

また、忘れ物をしても、フロントや番台で大抵のものは売っています。表に出ていなくても、言えば出してきてくれることもありますので、細かいことは気にせず、とりあえず銭湯に行ってみましょう!

小銭を入れたお財布だけは忘れずに!

※ この記事は2017年1月25日に公開されたものです。

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