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ほっこり甘い"スタッフドかぼちゃ"|冬に嬉しい土鍋使いのススメ⑯

  • 2021.2.1

土鍋でじっくり蒸されることによって、かぼちゃの甘味が増しますよ。食卓に土鍋のまま出せば、歓声が上がること間違いなし!土鍋を鍋物だけに使っていませんか?土鍋は、コトコト煮込んだり、具だくさんスープをつくったり、ふっくら炊き込みご飯を炊いたり、蒸気を使って蒸し煮も楽しめます。土鍋の可能性がどんどん広がるレシピ、ご紹介します。

ほっこり甘い"スタッフドかぼちゃ"|冬に嬉しい土鍋使いのススメ⑯

■“スタッフドかぼちゃ”のつくり方

くりぬいたかぼちゃの中はジューシーな挽き肉がみっちり。蒸気の力でほくほくの食感に。皮ごと食べられるのもうれしいところ。


◇材料 (4~6人分)

かぼちゃ:1個(1~1.4kg)
片栗粉:少々
★ 挽き肉だね:
・ 鶏挽き肉:350g
・ 木綿豆腐:150g
・ 長ねぎ:大さじ4(みじん切り)
・ 生姜:小さじ1(すりおろし)
・ 酒:大さじ2
・ 醤油:小さじ1
・ 塩:小さじ1/2
・ 胡椒:少々
・ 片栗粉:大さじ1
水:1~2カップ


(1)かぼちゃの下ごしらえ
かぼちゃは皮のまま洗い、蓋になる上部を切り、切り口からスプーンで種とワタを取る。

(2)挽き肉だねをつくる
豆腐はボウルに入れて手で細かくつぶす。残りの材料を加えて手でよく混ぜ合わせる。

(3)かぼちゃに詰める
かぼちゃの内側に片栗粉を薄くまぶしつけ、挽き肉だねを詰めてかぼちゃの蓋をのせる。

かぼちゃに詰める
かぼちゃに詰める

(4)土鍋で蒸す
深さのある土鍋に3を入れて水を注ぎ、蓋をして強めの中火にかけて煮立ってきたら弱火にして、40~50分蒸し煮にする。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

「特別な材料や調味料を使わずにつくれる料理」を数多く提案している。長年の経験と知恵から、余分な手間をそぎ落としてつくるシンプルな料理は、「おいしい」と絶大なる定評がある。キッチンにはどこででも買うことのできるポピュラーな調味料が並ぶ。分量や入れるタイミングなど、ちょっとしたコツで、誰もが幸せになれる料理がつくれる、ということを自ら実証中。


文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。

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