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「こんな男は捕まえちゃダメ!」バツイチ女性が今度こそ幸せになる方法【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.80】

  • 2021.1.28

「この人となら!私、幸せになれるはず!」

いくら大好きな相手と結婚したってうまくいくとは限らない。

「いや、まさか自分が離婚するなんて思ってもみなかった……」

なんて引きずっているバツあり女性のために、今回の恋愛スパルタ塾では「今度こそ幸せになるための男の見極め方」を伝授。

もう、同じ失敗はしないでね。

今度こそうまくいくために……「イケメンよりイクメン!家事ができない男はつかまない!」

・「どんなに好きであっても結婚って生活なので、男性もある程度家事ができる人でないと困ります。家のことを手伝ってくれないとしてもガンガン稼いでくれる男性とならまだ我慢できる……。でも私だって仕事して疲れて帰ってきてるのに家のことを一切せず私に任せる旦那には愛想つき、昨年離婚しました」(40代女性/販売)

――今は結婚してからも女性は働く時代。

専業主婦を求めている男性よりも働く女性を求めている男性のほうが多い世の中……。

今は社会において「男はこうするもの」「女はこうするべき」という固定概念はなくなってきたものの、問題は結婚生活での家事や育児の役割分担!

「子育てが負担にならない社会」を目指し、厚生労働省がいくら「イクメン」を推奨しても、現に女性の家事労働が軽減されなくては意味がないよね。

結婚した夫が家事を全くやろうとしないとか、たま~にしか手伝わない、なんてことなら女性のストレスはたまるばかり……。

今度結婚するときに見極めるべきは「イケメン度でなくイクメン度!!」

「いかに家事や育児を率先してやってくれる男かどうか」だよ。

結婚とは互いが支え合って共同生活をする場なの。彼に立派なイクメン素質がないと……ね。相手の家事能力はちゃんと知っておくべき。

今度こそうまくいくために……「人の言動にやたら“敏感な男”はつかまない!」

・「結婚する前の彼は『あ、髪型変えた?』『その服新しいでしょ?』『そのリップの色、似合うね』とすぐに気づいてくれる人でした。それだけ私に関心があってよく見ていてくれる証拠、そんな彼となら幸せになれるハズと結婚。でも実はいろんなことに神経質で……。私が少しでも違う行動をとると疑心暗鬼になったり、自分の思い通りにならないと当たってきたり怒り出したり、で、本当に疲れました。離婚するときも大変でしたね」(40代女性/インテリア)

――自分の変化にすぐ気づいてくれるのはそりゃ女として嬉しいことかもしれない。でも結婚生活においては人の行動にやたら敏感な男や些細なことにやたら気づく男は超危険。

完璧主義で神経質だったりする。

自分の常識がすべて正しくて、そこからはずれる人間に厳しく当たったり束縛したりなんてことになる……。

「彼氏にするならよく気づいてくれる相手がいい」と思っている女性もいるだろうけど、あまりにも敏感な男性と結婚生活を続けるのは難しいだろうね。

結婚という生活においては多少のことでは気にしない「ニブい男」のほうが夫としてはふさわしい。

小さなことに動じないおおらかな男性って人の失敗や間違いにも目をつぶってくれるからね。そのミスにすら気づかないかもだけど……(笑)

生涯を共にするパートナー選びに必要なのは何よりも“寛容”じゃない?

結婚は厳しいものでなく、適度にゆるいもの。「自分にも相手にも甘くない」と続かない。

今度こそうまくいくために……「オスの匂いは無視して!自分がタイプの男はつかまない!」

・「思えばいつもそうでした。自分の好きになる男性って結果的にダメンズばかり……。結婚するときも“自分から好きになった相手”とそうなって見事に失敗。金銭的なことや彼のゲーム好きのせいでケンカばかり……。“恋は盲目”って言葉の通り、最初は相手の良いところばかりみて、悪いとこは見ないからでしょうね。どんなに好きな相手だろうが生活すればトキメキなんて消える。だから結婚してみて『こんなはずじゃなかった……』と後悔する。そうならないためにも結婚するときは男としての魅力や自分の好みとかで選んじゃダメですね」(40代女性/商社)

――「自分のタイプの男とばかり付き合ってきたけど結局別れてる」とか、「自分のタイプの男性と結婚したけど離婚した」なんて女性は「もう自分の好みはあてにならない」と悟ったほうがいい。

これまでは「男としてイケてるか」とか「一緒にいて楽しいか」なんてことにとらわれていたかもしれないけど、結婚に大切なのは男としてよりも「人としてどうか」のほうだからね。

イケメンはあくまで観賞用であって生活する同居人としてふさわしいってわけじゃない。

好きだの“惚れた腫れた”はほんの束の間……。

結婚して生活を共にするとそれまでは見えてこなかったものが見えてくるんだよね。

好きでたまらない相手だと自分の目はどうしたって曇っているもの(笑)

“恋は盲目”の頭がのぼせた状態でなく、落ち着いた状態でなければ冷静な分別なんてできない。

そこそこの相手ならば盲目にはならないけど、情熱的に好きになった相手には正しい判断はできないってこと。

しかも惚れた相手だと期待値も高いからね。うまくいかないと無駄にガッカリする。

逆に自分の「タイプってわけでない男性」のほうが、最初の期待値が低いため減点法じゃなく「あ、こんないいところあったんだ」と加点法で見ることができる

次はオスの匂いがプンプンする男は無視して!(笑)、気軽に飲みに行ける男友達や今まで異性として意識してなかったタイプに目を向けるべきね。

【神崎桃子の恋愛説法:もう失敗したくないのなら“好き”という感情だけで判断しないこと】

“好き”という感情は時として結婚相手選びに必要なものを見落としてしまうこともある。

いくら好きで好きでたまらなかった相手と結婚したって“快適な同居人”になれなければ結婚生活は破綻するのよ。

結婚生活においては恋愛感情よりも、「一緒に生活していけるかどうか」だからね。

(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト/神崎桃子)

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