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『ノマドランド』のクロエ・ジャオ、パーム・スプリングス国際映画賞で女性初の監督賞を受賞。

  • 2021.1.27
Photo_ David Crotty/Patrick McMullan via Getty Images
Chloe Zhao attends the 2018 Film Independent Spirit Awards - Arrivals on March 3, 2018 in Santa Monica, California.Photo: David Crotty/Patrick McMullan via Getty Images

クロエ・ジャオが、パーム・スプリングス国際映画賞で、女性として初めてディレクター・オブ・ザ・イヤー賞を受賞する。フランシス・マクドーマンド主演の最新作『ノマドランド』は、昨年にベネチア国際映画祭で金獅子賞、トロント国際映画祭で観客賞を受賞している。また今年に入って、ジャオはゴッサム・インディペンデント映画賞で作品賞と観客賞、全米映画批評家協会賞で作品賞や監督賞などアカデミー賞前に開催されるアワードでいくつもの賞を手に入れている。

パーム・スプリングス国際映画祭のチェアマン、ハロルド・マツナー氏は声明にこう綴っている。「監督兼脚本家クロエ・ジャオの『ノマドランド』は、人間の精神の勝利を捉えた映画です」「『ノマドランド』は今年最も成功を収めた映画のひとつで、私達はディレクター・オブ・ザ・イヤーを初めて女性に授与することを嬉しく思います」

このほかでは、キャリー・マリガンがエメラルド・フェネル監督の『Promising Young Woman(原題)』でインターナショナル・スター賞、またゲイリー・オールドマンが『市民ケーン』の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツを演じた伝記映画『Mank/マンク』でチェアマン賞を受賞する。なお今年は新型コロナウイルスの影響により、授賞式の開催は予定されていない。

Text: Bangshowbiz

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