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立ち上る湯気が豊かに香る"きのこの炊き込みご飯"|冬に嬉しい土鍋使いのススメ⑨

  • 2021.1.24
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炊き込みご飯の定番メニューも、土鍋で炊くとおこげもできて、より美味しくなりますよ!土鍋を鍋物だけに使っていませんか?土鍋は、コトコト煮込んだり、具だくさんスープをつくったり、ふっくら炊き込みご飯を炊いたり、蒸気を使って蒸し煮も楽しめます。土鍋の可能性がどんどん広がるレシピ、ご紹介します。

立ち上る湯気が豊かに香る"きのこの炊き込みご飯"|冬に嬉しい土鍋使いのススメ⑨

■きのこの炊き込みご飯のつくり方

土鍋ごとテーブルに。蓋をあけると、内側で溜まっていたきのこの香りが一気に立ち上ります。シンプルな炊き込みご飯も土鍋の力でごちそうに。


◇材料 (4~5人分)

米:2合
だし汁:400~450mL
きのこ:合わせて300g(白舞茸、平茸、生椎茸など)
油揚げ:1枚
★ 調味料:
・ 酒:大さじ3
・ みりん:大さじ2
・ 醤油:大さじ1と1/2
塩:小さじ1/3
生姜:1片分(せん切り)
小ねぎ:30g(小口切り)


(1)米をとぐ
米は、炊く30分前に洗ってザルにあげる。

(2)米を浸水する
米を土鍋に入れてだし汁を注ぎ、20~30分、浸しておく。

(3)具材の下ごしらえ
白舞茸、平茸は根元を少し切り落として食べやすくほぐす。椎茸は石突きを切り落として軸のまま縦4等分に切る。油揚げは縦半分に切ってから幅5mmに切る。

(4)炊いて仕上げる
調味料を土鍋に加えて混ぜ、きのこ、油揚げ、生姜をのせる。蓋をして中火にかけ、煮立ってきたらそのまま3~5分煮る。弱火にして12~15分炊き、火を止めて10分蒸らし、小ねぎを散らして全体を混ぜる。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

「特別な材料や調味料を使わずにつくれる料理」を数多く提案している。長年の経験と知恵から、余分な手間をそぎ落としてつくるシンプルな料理は、「おいしい」と絶大なる定評がある。キッチンにはどこででも買うことのできるポピュラーな調味料が並ぶ。分量や入れるタイミングなど、ちょっとしたコツで、誰もが幸せになれる料理がつくれる、ということを自ら実証中。


文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。

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