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遠距離不倫の落とし穴。彼の「お母さん」になったら最後、あなたは一生…

  • 2021.1.21
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遠距離不倫の場合、「久しぶりに彼に会えた」喜びから尽くしてしまいがちです。出張の際に会いに来てくれたときなどは、手料理を作ってあげたり、ひたすら癒してあげたり…ただ、そんなあなたの必死の行動は、あなたを「都合のいい愛人」にしているだけかもしれません。

遠距離不倫では、尽くしすぎるのはもっともしてはいけないことなのです。

遠距離不倫の落とし穴。献身があなたを「愛人枠」に押し込める

通常、遠距離恋愛は続けていくことが難しいとされています。

距離があるために、自然消滅してしまうことも珍しくありません。不倫相手に本気で恋をしている場合、独身者側はなんとかして関係をつなぎとめようとします。そして不倫相手が自分に会いに来てくれた際、(もしかしたら出張代を浮かすために、ホテル代わりに彼女の家を利用しているだけだとしても)必死で尽くしてしまうのです。

ネットや雑誌などでは、「尽くすべし、癒すべし、そうすることで彼はあなたとの関係を心地よく感じ、続けたいと思うでしょう」といった情報があふれています。

実際、癒し、尽くし、見返りを求めない愛情を注ぎ続けることで、不倫関係は長続きするかもしれません。ですが、それだけです。尽くすだけでは、決して彼の一番になることはできません。尽くせ、癒せというメッセージは、「都合のいい二番手でいることで、愛人として重宝されますよ」ということにすぎないのです。

都合のいい愛人になりたくないなら

都合のいい愛人になりたくないなら、決して彼の「お母さん」がするように、彼を甘やかすだけ甘やかして、お世話を焼いてはいけません。

世話焼きおばさんになるのではなく、魅力的な人間、手放したくない恋人になるべきなのです。

そのためには、世話を焼くなんていう小手先のテクニックは逆効果であり、「あなた自身の人間的魅力」を高めていくしかありません。「この人はとても魅力的で、何があっても手放したくない」と思われたならば、距離に関係なく、彼はあなたに会いにくるでしょう。

お母さん枠になったら一生「愛人枠」から抜け出せなくなる

最後に質問です。

あなたは彼の世話係ですか? メイドですか? それとも対等な恋人同士でしょうか?

「彼を癒す、彼に尽くす」方式の恋愛テクニックは、あなたを彼の世話係、無償の愛を注ぐ母親、メイドにします。つまり、「本命の恋人、自慢の彼女、尊敬できる人間」からは遠ざかっていくのです。

彼に一方的に尽くしていることに気が付いたら、自分に問いかけてください。「私がなりたいのは、彼の世話係かつ愛人なの? それとも、愛し愛される関係の恋人なの?」と。

答えが後者であるならば、あなたがまずすべきことは、彼を中心に考えることをやめなければなりません。そのためにはまず、「自分の人生の主役は自分だという感覚を取り戻し、自分をもっとも大切にする」必要があるのです。

また、彼との関係が不倫である以上、常に様々なリスクを抱えているということは忘れてはいけません。たとえ時々しか会えない遠距離不倫でも、不倫することに対するリスクは変わらないのです。

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