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とろ~り里芋ときのこが香る"芋煮汁"|冬に嬉しい土鍋使いのススメ②

  • 2021.1.17

山形の郷土料理である芋煮を土鍋で豪快につくります!土鍋を鍋物だけに使っていませんか?土鍋は、コトコト煮込んだり、具だくさんスープをつくったり、ふっくら炊き込みご飯を炊いたり、蒸気を使って蒸し煮も楽しめます。土鍋の可能性がどんどん広がるレシピ、ご紹介します。

とろ~り里芋ときのこが香る"芋煮汁"|冬に嬉しい土鍋使いのススメ②

■芋煮汁のつくり方

全国にもファンが多い、郷土料理。ごぼう、きのこをプラスして香りよく。土鍋でダイナミックにつくります。


◇材料 (4人分)

里芋:小12個(正味260g)
牛肉:200g(切り落とし)
切りこんにゃく:1袋(150g)
ごぼう:150g
舞茸:200g
わけぎ:50g
塩:小さじ2
だし汁:6~7カップ
酒:大さじ4
みりん:大さじ3
醤油:大さじ3~4


(1)里芋の下ごしらえ
里芋は皮をむいてボウルに入れ、塩小さじ1をふって手でもみ、水で洗って水気をきる。


(2)こんにゃくの下ごしらえ
切りこんにゃくはボウルに入れ、塩小さじ1を入れてもみ、水で洗い、鍋に入れる。ひたひたの水を加えて中火にかけ、煮立ってきたら弱火にして5分ほどゆでてザルにあげてゆで汁をきる。

(3)ごぼうの下ごしらえ
ごぼうは皮をこそげ、大きめのそぎ切りにして水でさっと洗い、水気をきる。

(4)舞茸とわけぎの下ごしらえ
舞茸は根元のかたい部分を切り落とし、食べやすくほぐす。わけぎは幅1cmに切る。

(5)煮込む
土鍋に牛肉、里芋、こんにゃく、ごぼう、舞茸を入れてだし汁、酒を加えて中火にかけて煮立ってきたら、火を弱めてアクを取る。

(6)調味して仕上げる
みりん、醤油を加えて混ぜ、ふたをして弱火で15~20分、里芋が柔らかくなるまで煮る。わけぎを加えて、ひと煮する。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

「特別な材料や調味料を使わずにつくれる料理」を数多く提案している。長年の経験と知恵から、余分な手間をそぎ落としてつくるシンプルな料理は、「おいしい」と絶大なる定評がある。キッチンにはどこででも買うことのできるポピュラーな調味料が並ぶ。分量や入れるタイミングなど、ちょっとしたコツで、誰もが幸せになれる料理がつくれる、ということを自ら実証中。


文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。

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