【思考をキレイにする旅の仕方（249）】改めて新型コロナウィルスの特性を認識する

コロナウィルスの第三波が広がり、私の住む岐阜県も非常事態宣言が発令されています。
「旅なんて、もう行けないわよ！」
と感情的になられた方がいらっしゃいました。

よくよく聞いてみると彼女は、連日の報道で漠然とした不安に包まれてしまったようです。
既に新型コロナウィルスの名前を耳にするようになってから１年が経ちました。
特性もわかってきています。

国のコロナウィルス対策チームで科学的見地から行政を引っ張ってきた方から改めて話を聞きました。

「感染力は強く、毒性は弱い」

報じられている変異ウィルスにしても同じ。
感染力は強くなっても毒性の強さは見られないようです。

感染対策として飛沫を防ぐこと。
そのためにマスクの着用をします。
毒性は弱い。
そこで、こまめに手洗いと消毒します。

これをしっかりしていれば、「感染する可能性はほとんどありません」とのこと。

友人たちと飲みに行き、時間が進むにつれ、マスクをはずしたまま会話を続け、感染します。
そのまま自宅に戻り、家ではマスクをしない方が多いので家族感染に。
このパターンが今は多い。

マスクと手洗い消毒の徹底と言ってもなかなか守れないので、
だったら家から出ないようにする極端な施策になってしまうのも仕方がありません。
どうしても国の施策は一律にならざるを得ないのです。

まずはウィルスの特性を知り、広がる原因を認識して、「正しく恐れる」こと。
大丈夫。旅はできるようになります。＜text：イシコ http://sekaisanpo.jp/＞