YouTubeをきっかけに女性ファン爆増中！柏木由紀流コンプレックスとのつき合い方

AKB48という大勢のメンバーの中で、コンプレックスと向き合い続けたゆきりんは自分の弱点を認めることで個性という武器に変換したスーパーポジティブ脳の持ち主。そのマインドは悩み多き百花読者の心を軽くしてくれるはず！

前回はこちら

ゆきりん流！コンプレックスとのつき合い方Q&A

ニット￥14,000、レーススカート（ワンピセット）￥20,000／ともにNoëla

Q. コンプレックスは昔からオープンにできましたか？

A. 20代半ばまでコンプレックスに気づいてすらいなかった

「10代はAKB48に入ってとにかくがむしゃらでした。20代後半にさしかかるあたりで仕事が落ち着いて視野が広くなったときに、良くも悪くも自分を見つめる余裕ができたんです。ふと立ち止まったときに、周りのみんながすごく輝いて見えて『私って何も考えないで生きてきたな』と自分を見つめ直す時間が増え、そこからありとあらゆるコンプレックスが気になり始めて……。でもどうやって改善したらいいかわからず見て見ぬフリ。そのころは体重も一番太っていて、メイクもすごく濃くしてコンプレックスを隠していた暗黒時代でしたね」

Q. 隠すのをやめて、カミングアウトしたときの周囲の反応は？

A. 〝アイドルも人間〟ってことが多くの人に伝わった気がする

「最初はAKB48の後輩たちとファンの方にプライドやかっこつけを捨てて徐々に素の姿を出していったんですけど、一般の方には自分のことを知ってもらうツールになればと始めたYouTubeが一番のきっかけ。自分の悩みや弱点を打ち明けることでたくさんの人に共感してもらえて、同じ目線でコミュニケーションを取れることが今の支えになっています。女性に嫌われていたので、女性に共感してもらえることが増えたことが純粋にうれしすぎる!!!!!!」

掲載：2021年1月号「なぜ、柏木由紀さんはコンプレックスを武器にできたのか!?」

撮影／嶌原佑矢 スタイリング／弓桁いずみ ヘアメイク／朝日光輝（SUNVALLEY） モデル／柏木由紀