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ポリ袋から作られる!?質感やカラーがお洒落なシンプル財布特集

  • 2021.1.10
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クラフトスタジオ「Pull Push Products.(プルプッシュプロダクツ)」がポリ袋を使用して作る財布やポーチなどのコレクション「PE(ペ)」。以前は明るいカラーのアイテムが豊富でしたが、最近はシックなメタリックカラーも展開しています。シンプルな作りに不思議な質感や色が映える財布をご紹介します。

ポリエチレンから生み出される「PE」コレクション

京都を拠点とするクラフトスタジオ「Pull Push Products.(プルプッシュプロダクツ)」。使うときの楽しさや触れたときの質感を大切にした、さまざまなプロダクトを生み出しています。
2ndコレクションとして展開されているのが、「PE(ペ)」。その名前はPolyethylene(ポリエチレン)の略表記 「PE(ピー・イー)」に由来しています。工業製品や量産消費される製品に使用されるポリエチレン素材に着目したコレクションです。

素材に用いられているのは、私たちが普段ゴミ袋として使っている45L容量のポリ袋。それを何枚も重ねて電気アイロンで溶かすことで生地を作り、同じように熱加工で成形、接合までが行われています。
重ね方や温度、動かし方でなどでシワや凹凸、光沢などが現れ、無機質なポリ袋からできているとは思えない独特の質感や表情をもつアイテムに。

ビビッドカラーやメタリックカラー、印象的な色が勢ぞろい

カラーポリ袋の枚数や重ね方を調整し、クリアなものやビビッドなカラーまで、さまざまな色のアイテムが製作されています。2020年には新たにブロンズやゴールドといったメタリックカラーが登場しました。今回は、そちらを採用した財布を主にご紹介。ポリエチレンの味のある質感や深みのあるメタリックカラーが映えるミニマルな作りは、ほかの財布とは一味違う新鮮な驚きを与えてくれます。

柔らかな雰囲気の外ポケット付き財布

一つ目は、シンプルな袋を二つ折りにした形の財布です。ファスナーやスナップボタンなどがなく、生地の重なりが柔らかな印象。藍色に控えめな光沢をもたせたようなIndustrial blueなどの落ち着いたカラーも目を引きます。
二つ折りの部分を開くと、外側にポケットが一つ。そこにお札をしまって袋の中に小銭を入れたり、ポケットにレシートや領収書をおさめてお札や小銭は袋にまとめたりと、使い方はあなた次第。カードをお札や小銭などと混ざらないようにしたい場合は、カードケース(別売)と組み合わせて使うのもおすすめです。

PE SAIFU
カラー 全6色
(Industrial blue/Industrial green/Industrial yellow/Platinum silver/Bronze/Brass)
各6,380円(税込)

ファスナーレール×メタリックカラーが新鮮な長財布

こちらは、ファスナーレール付きのポーチ型財布。上質な雰囲気が漂うゴールドなどのカラーと、クリアなファスナーレールの組み合わせが珍しい一品です。
開くと内側に小銭用のポケットが一つ。それが仕切りを兼ねており、お札とカードを分けて収納することができます。フラットで軽く、かさばらないので、マチのないサコッシュやクラッチバッグ、パーティー用の小さなバッグとも好相性です。

PE SLIDER WALLET
カラー 全6色
(Gold/Violet/Light orange/Moss green/Silver/Black)
6,930円(税込)

ミニマルな袋状の形が粋な財布

最後にご紹介するのは、一つめにご紹介した袋状の財布の、外側のポケットを省いたデザイン。こちらはメタリックではありませんが、深みのあるBrownやかすかに透け感のあるSmokeなどのカラーが目を引きます。
本当にシンプルな袋の形で、お札と小銭をひとまとめにするスタイル。財布には仕切りやポケットがあるという定番の形を覆し、スリムに持ち運ぶことを可能にしています。こちらの財布からサッとお金を取り出す仕草はなんとも粋に見えそうです。

PE USUIFUKURO SAIFU
カラー 全7色
(Brown/Smoke/Blue/Pink/Lemon/Turquoise green/Black)
各3,960円(税込)

長く使い、質感の変化も楽しんで

ご紹介した財布はシンプルで別の用途にも使えそうですが、ほかにもペンケースやポーチなどの小物が揃っています。どれも使い込むとクタッと柔らかくなり、ポリエチレンなのに本革のような味わいの変化も楽しませてくれるのも魅力です。
公式オンラインショップのほか、イベント出展の際に購入することができます。ほかの人とはちょっと違う、こだわりの小物を持ちたいという方はぜひチェックしてみてください。

writer / ゆりか photo / Pull Push Products.

取材協力

PE(ペ)
https://pe-product.com/

スタジオ
Pull Push Products.
京都市右京区鳴滝嵯峨園町2-1
TEL:075-462-5610

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