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宝島社「コロナ」対策の企業広告あまりにもぴったりのタイミングに驚き

  • 2021.1.8
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「言われなくても、やってます。」(写真:熊谷元一)

宝島社の年頭の企業広告が、新型コロナウイルスの急拡大とぴったり重なる格好になり、注目を集めている。

1998年から企業広告を開始

2021年1月7日には、朝日新聞全国版に見開きで「言われなくても、やってます。」(写真:熊谷元一)が掲載された。小学生の女児2人がせっせと教室の机を拭いている写真がメーンビジュアルになっている。子どもながらに、自発的に清潔を保とうとしている様子がうかがえる。

6日には同じく朝日新聞に「ねちょりんこ、ダメ。」が、やはり見開きで掲載された。こちらのメーンビジュアルは、江戸時代の男女が、互いの距離を取りながら背中を向けて寝ころんだり、すわったりしている姿を描いた北斎漫画だ。(原画/葛飾北斎『伝神開手 北斎漫画』。画像提供:すみだ北斎美術館 / DNPartcom)。

「ソーシャルディスタンス」を保ち、「濃厚接触」を避ける必要があることを無言のうちに伝えている。「ねちょりんこ」は造語だという。

宝島社は、企業として社会に伝えたいメッセージを、斬新な企業広告を通じてアピールすることを狙って1998年から企業広告を開始。これまでに数々の広告賞を受賞している。

6日には東京でコロナ感染者が1500人を超え、さらに7日には2400人を突破するなど2日連続で過去最高を更新。7日夕には、政府が「緊急事態宣言」を出すことになっている。企業広告自体はそれ以前から準備されていたものだが、コロナの急拡大とあまりにぴったりのタイミングでの掲載に、ネットでも驚きの声が出ている。

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