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銃乱射事件を本当の高校で撮影して物議の映画、『Run Hide Fight』の予告編が公開

  • 2021.1.7

無差別な銃発砲事件に巻き込まれた高校を舞台に、テロ集団と戦う女子高生を描くスリラー映画『Run Hide Fight(ラン・ハイド・ファイト)』の予告編とあらすじをご紹介。(フロントロウ編集部)

無差別な銃発砲事件の恐ろしさ描く?『Run Hide Fight』

Netflixにて配信中のコメディドラマ『アレクサ&ケイティ』で主人公のアレクサを演じているイザベル・メイが主人公を務める映画『Run Hide Fight(ラン・ハイド・ファイト)』の予告編が公開となった。

本作は、アメリカの右派メディアThe Daily Wireが初めて配給を務める作品として注目を浴びているだけでなく、このたび公開された予告編のスリリングな内容でも話題となっている。

タイトルにもなっている「Run Hide Fight」とは、銃社会であるアメリカでは広く用いられている標語。「Run」は、「何事においても最優先すべきであることで、なにがなんでも逃げる」ことで、「Hide」は、「逃げる手段がない場合に犯人に見つからないように隠れる」こと、そして「Fight」は、「逃げられず隠れられない状況で、犯人が向かってくる場合は戦う」という意味を持つ。

この映画の主人公は17歳のハルという少女。ある日高校に乗り込んできたテロリストたちが高校の仲間を次々と射殺し、彼女は自身の持てる知恵とスキルも使って彼らと戦う。本作は、実際の高校を使用して撮影されたという。

画像: ©︎Danny Fulgencio
©︎Danny Fulgencio

The Daily WireのCEOであるジェレミー・ボーライングは声明の中で「『Run Hide Fight』は、突き詰めて考えると、悪に直面した勇気についての映画です。これは根性を痛めつける映画であり、簡単に語ることはできないものなので、リベラルなハリウッドの幹部が配給を拒否している理由もわかります」と語っている。

続けて、「The Daily Wireは大量殺人犯の名前を公表しないというポリシーを持っているため、(北米での映画公開における)理想的なパートナーとなりました。この映画に政治的な視点があるとすれば、テロリストを有名にしてはいけないということです。名前を覚えておくべきはヒーローです」とコメント。

さらに、「私たちは何年もかけて、法執行機関の退役軍人や銃撃被害者と相談しながら、この映画を慎重に開発してきました」と言い、本作がいかにリアルに作られているかをアピールした。

映画『Run Hide Fight(ラン・ハイド・ファイト)』の日本公開は未定。(フロントロウ編集部)

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