1. トップ
  2. う、嘘でしょ!?陣痛タクシーに乗ったら運転手さんからまさかのひと言

う、嘘でしょ!?陣痛タクシーに乗ったら運転手さんからまさかのひと言

  • 2021.1.7
  • 88537 views

私には、現在3歳の息子と1歳の娘がいます。息子が1歳3カ月のときに2人目の妊娠が判明しました。2人目の出産は里帰りせずに自宅の近くの産院で産もうと決めていたので、妊娠後期に入ってから陣痛タクシーを登録。実際に2人目の出産で病院へ向かうときに陣痛タクシーを使うことになったのですが……。そのときのまさかの体験をお話しします。

陣痛タクシーに登録

健診にはいつも夫が車を運転して行っていましたが、陣痛はいつどこで起きるかわかりません。それに夫が不在で陣痛が来た場合は私ひとりで息子も連れて病院へ行く可能性があったので、電車やバスはやめておくことにしました。陣痛の痛みに耐えながら入院バッグを持ち、息子の面倒までは無理だと思ったからです。

そこで、自宅と病院が送迎範囲になっているタクシー会社を調べ、混雑していた場合に備えて2つの陣痛タクシーを登録。夫と一緒に陣痛タクシーを呼ぶ流れや注意点を確認し、陣痛が来たときのシミュレーションをしていました。

夜中に陣痛がきた!

陣痛かも……と気づいたのは夜中0時を過ぎたころでした。だんだん痛みが強まってきたので、病院へ連絡して向かうことに。深夜だったため寝ている息子は夫にお願いして、私は登録していた陣痛タクシーへ連絡をしました。タクシー会社との電話はスムーズにやり取りでき、すぐに来てくれるとのこと。

そのときの私は2回目の妊娠ということもあり、陣痛がきても気持ちに余裕があったのを覚えています。「いよいよ出産……。赤ちゃんに会えるんだ!」と、陣痛の痛みに耐えながらもどこかワクワクしていました。

陣痛タクシーに乗ったら…

家のインターホンが鳴り、タクシーへ乗り込んでいよいよ出発!と思ったら……運転手さんからまさかのひと言。「陣痛タクシーって言われたんだけど、どこに行けばいいんですかね……」。私はその言葉に固まってしまいました。

病院名や住所は登録済みなので、乗ったらすぐに連れて行ってもらえるはずなのに……。私は陣痛の波に耐えながら、病院までの道や目印となるものを伝えつつ何とか病院へたどり着いたのでした。

2回目の出産で初めて利用した陣痛タクシーですが、運転手さんのまさかのひと言に最初はどうなることかと思いました。でも、病院に到着すると運転手さんに「頑張ってきてね!」と言われ、あたたかい気持ちになりました。その後、無事に出産できて本当によかったです。

監修/助産師REIKO

作画/うちここ


著者:小松潤子

2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる