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肥満抑制にも効果。内臓の“冷え”を予防【体内発酵を促進する】レシピ

  • 2021.1.4

長引くウイルス感染対策によるストレスの蓄積や年末年始の暴飲暴食などによって心身ともに不調に陥っていませんか? 特に厳しい寒さも重なって内臓が“冷え”てしまうと、代謝や免疫機能も低下を招いてしまうもの。そこで今回は管理栄養士・柴田真希さん(以下、柴田さん)監修の、肥満抑制&免疫機能のキープにつながる【体内発酵を促進する】簡単レシピを紹介します。

内臓の“冷え”を予防する鍵は“水溶性食物繊維”を摂ること

内臓の“冷え”を予防するためには毎日の食事から腸内環境を整えていくことが大切ですが、中でも“水溶性食物繊維(イヌリン)”を摂取することが鍵になります。水溶性食物繊維が善玉菌によって腸内で発酵すると「短鎖脂肪酸」になり、体温の上昇やエネルギー消費を増やすことに。また、善玉菌の棲みやすい腸内環境に整えることは肥満抑制&免疫機能のキープに効果を期待できます。

内臓の“冷え”を予防しつつ体内発酵を促すレシピ

善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維(イヌリン)はごぼう、玉ねぎ、にんにくなどの食材に多く含まれています。発酵食品などの善玉菌と一緒に摂取することで体内発酵を促進していきましょう。

A. かぼちゃたっぷり納豆汁
肥満抑制にも効果。内臓の“冷え”を予防【体内発酵を促進する】レシピ

|材料|2人分

納豆…1パック 玉ねぎ…1/4個(50g) しいたけ…2枚(20g) かぼちゃ…60g ごぼう…1/5本(30g) 小ねぎ…少々 だし汁…400m 味噌…大さじ1

|作り方|

(1)かぼちゃを小さめの薄切りに、玉ねぎを1cm 幅に切り、ごぼうを斜め薄切りに、しいたけを薄切りに、小ねぎを小口切りにする

(2)鍋にだし汁を入れて中火にかけて(1)を入れ、全体に火が通ってきたら火を止めて納豆を入れ味噌を溶く

(3)器に盛り付け、小ねぎをのせて出来上がり

B. 玉ねぎと大葉の大葉味噌
肥満抑制にも効果。内臓の“冷え”を予防【体内発酵を促進する】レシピ

|材料|※作りやすい分量

玉ねぎ …1/4 個(50g) ごぼう…1/5 本(30g) にんにく(すりおろし)…2片 大葉…40 枚 ごま油…大さじ3 (A)味噌…大さじ8(約150g) (A)砂糖…大さじ2 (A)酒 …大さじ2

|作り方|

(1)玉ねぎとごぼうをみじん切りにし、にんにくをすりおろし、大葉を千切りにする

(2)フライパンにごま油とにんにくを入れて中火にかけ、香りが立ってきたら玉ねぎとごぼうを加え、さらに全体に火が通ってきたら大葉を加えてしんなりするまで炒める

(3)(A)を加えて全体を混ぜ合わせて出来上がり

内臓の“冷え”を予防するには「善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維を意識的に摂取して、大腸で短鎖脂肪酸を産生することが大切」と柴田さん。ぜひ体内発酵に優れる水溶性食物繊維(イヌリン)を豊富に含む食材と発酵食品を組み合わせたメニューを積極的に食卓に採り入れて、肥満抑制&免疫機能のキープにつなげていきましょうね。<レシピ提供:管理栄養士・柴田真希>

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