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12/30蟹座満月~コールドムーンの未来暗示

  • 2020.12.29
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12月30日はかに座満月です。アメリカの古い暦では「コールドムーン(冷たい月)」、一年でもっとも夜が長い季節に空を明るく輝かせる月と呼びました。
2020年は奇しくもコロナ禍に翻弄された一年になりましたが、長く暗いトンネルを抜けた先でかに座満月は私たちに何を伝えるのでしょうか?

やはり「3ハウス」の満月

みずがめ座グレートコンジャンクションによる風の時代が始まり、初の満月となります。
15日のいて座新月は3ハウスで起こりましたが、今回のかに座満月も3ハウス。そして、前回は新月にピタリと寄り添っていた水星が、今度は真正面から向き合っています。
やはり……というべきでしょう。
風の時代では「コミュニケーション・コミュニティ・学び」がどうしても外せないという意味。これらを表す3ハウスと水星がこれでもかと登場するのですから間違いありません。
とはいえ、会社や学校に属していれば安心できるわけではなく。独自のコミュニティを構築できるかどうかが大事。
個人の能力や発信力、影響力を元に人を集められる人はやっぱり強いですし、インフルエンサーやネットの有名人にならなくても、自分の脇を固めてくれる仲間がいるかどうかはカギになります。
30日の満月は、風の時代を迎えて自分が今どういう状態にあるかを知らせてくれるでしょう。「みんなと繋がれて良かった」「今まで努力してきて良かった」と安心する人もいるし、逆に不安を覚える人もいるはず。
自分が物足りなく感じるなら、知識やスキルを身に着ける必要があると気づけるのです。

天王星が促す意識改革

満月はそもそも、太陽と月が真正面から向き合う状態なのですが、今回の満月はおうし座の天王星と「調停」の角度を取っています。
3ハウスの月と9ハウスの太陽&水星がピリッとした緊張感を漂わせるところに、天王星が和ませ役として入る……というイメージ。
満月にとっては良きサポーターになるので、天王星が得意とする「革命・変化・急進展」がカギになります。
天王星が入るのは「自分」を表す1ハウスですから、つまり自分が変われば周囲とのつながりや意識も変化するということ。
天王星はみずがめ座の守護星で、22日にみずがめ座でグレート・コンジャンクションが起きたのもあり、クローズアップされるのは当然かもしれません。
新しい時代では新しい自分をクリエイトする必要があるでしょう。

海王星は「境界線」を溶かす

今回の満月には、うお座の海王星もゆるく「調停」の角度を取っています。
月に対してスムーズにエネルギー交換をする位置にあるので、海王星の良い意味での「曖昧さ」はうまく利用した方が良さそうです。
上下関係とか、クライアントと下請けとか、先輩と後輩とか……。
そうした枠組みはいったん取り払ってフラットに付き合うといいですし、本職や専門が何であれ、興味を持ったものはどんどん取り入れた方がいいでしょう。
誰と仲良くなって何を取り入れるのかは、自分の『軸』がしっかり定まっている人ほど明確にわかるはずです。
今はまだ混とんとしているなら、とにかく色んな人と話をするとか、実際に学んでみることが大事。
直に触れることで「要る・要らない」が判断できるようになります。

ありがとう2020年!ようこそ2021年!

2020年と2021年の移り変わりは、例年に比べると印象深く感じるかもしれません。
今年は不安がつきまとう一年になりましたが、それでも踏みとどまったり工夫や努力を続けたりと、今に至る軌跡を振り返ればしみじみ感じ入るものがあるはずです。
恋愛や仕事や人間関係がだいぶ変わって、自分の価値観もいつの間にか変化している……そんな人も少なくないでしょう。
変化そのものには良いも悪いもありません。
必然的に変わらざるを得ない状況をどう受け取り、自分に生かしていくか。それを正しく見極められる人だけが、風の時代をうまく乗りこなしていけるでしょう。
2020年は本当にお疲れさまでした。そして、2021年が誰にとっても喜ばしく笑顔に満ちた年になりますように。
(沙木貴咲/占い師)


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