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正月に限らずお詣りできる「高尾山お三度詣り」。人混みを避け、自分のペースで日々の幸せを祈願しよう

  • 2020.12.29
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初詣に出かけづらい2021年は、人混みを避けたタイミングでのお詣りをおすすめしたい。日本古来の慣習「正五九(しょうごく)詣り」は、正月三ヶ日に限らず、1⽉・5⽉・9⽉の年に三度、お詣りに出向くことで高いご利益を得られると言われるお詣りの慣習だ。
五穀豊穣、開運厄除などにご利益がある霊山として知られる高尾山では、2021年にかけて「高尾山お三度詣り」を実施中。さらに、今回は高尾山ハイキングの魅力が広がる登山アプリ・Webサービス「YAMAP」と「京王電鉄」のコラボレーション企画も実施されている。年に三度、神仏に祈りを捧げる機会を持てるこの企画。今まで神社仏閣には初詣の際しか足を運んでいなかった人こそ、自分を見つめる静かな時間を設けたい。

日本古来の慣習にならい、祈願する

始まりの正月、芽吹きの5月、実りの9月。古来より年に三度、人々は神仏に詣で、幸せな日々を願ってきた。このように、年に三度お参りする日本古来の慣習を「正五九(しょうごく)詣り」という。

この「正五九詣り」の起源は⽇本の神道・仏教・農耕⽂化にそれぞれ関係していると⾔われている。神道においては、神の御⼒が⽣まれる1⽉、 最も盛る5⽉、滅に⼊る9⽉として。
仏教においては、在家の信者が仏陀の⼋戒を守って功徳を積む実践⾏の⽉として。
そして農耕⽂化においては、豊穣祈願の1⽉、⽥植えの5⽉、収穫祭の9⽉として。
⼀年を三等分した区切りの⽉にお詣りする慣習が転じ、三度お詣りすると⾼いご利益が得られると考えられるようになった。

2021年の「高尾山お三度詣り」では、「正五九詣り」にあわせ「正」の<冬>が12月8日(火)~ 2021年2月28日(日)の期間、「五」の<春>が2021年4月1日(木)~6月30日(水)の期間、そして「九」の<晩夏~秋>が2021年8月1日(日)~10月31日(日)と区分。参拝者に、年に三度、足を運んでもらうことを推奨している。

今回は登山アプリ・Webサービス「YAMAP」と「京王電鉄」のコラボレーション企画として、高尾山・薬王院を参拝した人へ、各季節をあしらったデジタルバッジがアプリ上で付与される。さらに全3シーズンのデジタルバッジを揃えた人には、コンプリートバッジと、数量限定の特別なピンバッジもプレゼントされる。

四季折々の変化を、幸せな日々を願う「山詣で」の視点から楽しむ「高尾山お三度詣り」。YAMAPがオススメする3つの高尾山の登り方を参考に、2021年はぜひ三度、高尾山へ足を運びたい。冬・春・秋の森を歩き、静かに手を合わせると、その時々の自身のココロと向き合う時間にもつながるはずだ。

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