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自宅でチェック! 乳幼児の“虫歯”を見つけるポイントと予防策5つ

  • 2015.6.1
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【ママからのご相談】

3歳になったばかりの子どもが歯磨きをしたがりません。ジュースが好きで、歯磨きしないまま寝てしまう日もあり、虫歯にならないか心配しています。 親が乳幼児の虫歯を見つけることはできますか?

●A. 日頃の観察で発見できますが、乳幼児の虫歯は白く、大人よりも進行しやすいので注意が必要です。

ご相談ありがとうございます。女性の働きスタイル研究家のアボカドチョコです。

子どもは歯磨きを嫌がりますね。私が子どもと行った歯医者では、「泣いてもいいので、毎日必ず歯磨きをしてください」と言われましたが、親としては子どもが泣き叫ぶと仕上げ磨きの手を止めてしまいがちです。

虫歯になっているかどうかは、パパやママの日頃の観察によって発見できます。今回は、乳幼児の虫歯に関する見落としやすいポイントを調べました。

●3歳までが勝負?

『高尾歯科医院』のWebサイトには、子どもを虫歯にさせないためには、『3歳までが勝負!』と書かれています。特に、小さいお子さんを持つ方へのメッセージとして、

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お子さんに虫歯菌をうつさないようにするには、できれば出産直後から6歳くらいまでの間は、お子さんのお口にチューはしないでほしいのです。

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と、高尾医師がコメントされています。

●虫歯の原因は食習慣?

前出のWebサイトでは、虫歯の原因を以下のように説明しています。食事と食事(おやつ)の間隔を空け、再石灰化が行われる時間をきちんとつくることが大切なようです。

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お口の中では、歯からカルシウムが溶け出す『脱灰(だっかい)』と、再びカルシウムが歯に戻る『再石灰化』が繰り返されています。再石灰化には時間が必要となりますが、だらだら食べをしているとそのタイミングが失われ、歯は溶け続けて虫歯ができてしまうのです。 食べものをちょこちょこ食べ続けていたり、ジュースやスポーツドリンクをお茶代わりに飲んだりしていては、虫歯のリスクを高める一方。食事やおやつは時間を決めて与え、食後にはブラッシングするなどして、再石灰化のタイミングをつくることが予防のカギなのです。

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●乳幼児の虫歯の注意ポイント3つ

●虫歯の色

大人の虫歯は黒いですが、乳幼児の虫歯は、なんと“白い”んです! これが見落としやすいポイント。「歯のエナメル質がすこし透けているな。削れたのかな?」という状態は、もうすでに虫歯になっているかもしれません。

●虫歯になりやすい場所

虫歯になりやすいのは、“歯と歯の間”です。特に、上の前歯と奥歯のかみ合わせ部分には注意が必要です。上の前歯は、歯の裏側もしっかりとチェックしましょう。

●虫歯の進行スピード

乳歯の『エナメル質』は薄いため、大人よりも虫歯の進行が早いのが特徴です。また、初期段階では痛みを感じないために見落としがちです。

●虫歯を防ぐ、5つのケア

(1)食後に水かお茶を飲み、歯の汚れを落とす(できれば毎食後歯を磨くのがベスト)

(2)デンタルフロスで“歯と歯の間”を磨く

(3)パパ、ママのひざの間に子どもの頭を埋めて、歯ブラシでしっかり仕上げ磨きをする

(4)歯医者で3か月に1回程度、『フッ素』を塗布してもらう

(5)ちょこちょこ食べをせず、食事とおやつの時間を決めておく

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「虫歯かな?」と気になったら、すぐに歯医者さんに行くことをおススメします。検査・治療の後には、『フッ素』を塗ってもらうことも忘れずに!

【参考リンク】

・お母さん必見! 3歳までが勝負! 子供を虫歯にさせないために(小児歯科) | 高尾歯科医院

●ライター/アボカドチョコ(女性の働きスタイル研究家)

外資系企業に勤務後、独立して10数年。「家庭と仕事を両立する生活」に憧れながらも、ずっと仕事ばかりの生活を続け、アラフォーで長男を出産。初めての育児にドタバタ、悩みもいっぱい。「女性が子育てしながら働き続けるって大変じゃない?」という新たな気付きで、子育て中の働き方を本気で考える毎日。今一番好きな言葉は「時短」。人との関わり合いと子どもと遊ぶこと以外は、あらゆる効率化を実験。「色彩心理/カラーセラピー」も勉強中で、「自分らしさ」を活かしながら生きていける人が増えるといいなと思っています。好きなものは、ロック、まったりカフェ、たまご。

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